大抵の半導体プレーヤがそうであるように、iPod標準付属のイヤホンはとてもちゃちなんです。
値段を少しでも下げるため、あるいは少しでも利益を確保するため、はたまた自社ではいいものは作れません、ということなのか…
ともあれ事実としてはiPod本体の性能をだしているとは言い難いと思ったんですね。
一度気になり出すと止まらない性格…
早速買いに行ったのだった。
選択ポイントは以下のとおり
* とにかく音質
* 適度な遮音性
外の音が全然聞こえないと外を歩いたりしながら聴いているとちょっと怖いかな、ということで、適度な具合がよろしい。(あくまで私見)
音質については気になって買うんだから当然ですね。
街を歩いていると、ファッションも意識している人も多いように思います。
『いかにもiPodを持ってるのよ』という感じの人をよく見るのですが、個人的にはそこまでのこだわりはありませんでした。
お目当ては『Etymotic Research社』のものか、ミュージシャンだったら誰でも知ってるであろう『SHURE社』のイヤホン。
ただ、前者より後者の方が低音がいいのでiPodに接続して使うには後者かなーと漠然と判断。
となると候補は『E4C-J』と『E5C-J』に絞られました。
値段差は2万円!
事前に『デジタルARENA』でチェックしていたんだけど、そこでの一言『問題は、現在の携帯音楽プレーヤーに対してオーバークオリティーであること。感度が高すぎ、プレーヤーの残留ノイズまで拾ってしまう。制御回路が発するノイズやHDDの回転音など、ボリューム位置に関係なく聞えてくるのだ。』
これを見て、そこまで忠実に再現するならそっちにしよう、ということで『E5C-J』に決定。
早速使っているんだけど、じわじわ感動してきます。
まずインナー型からカナル型になったことにより、細かい音まで聞こえるようになりました。
当日一番感動したのが『Nat King Cole』のアルバムに収められた曲『Mona Lisa』を聴いた時のこと。
Nat King Coleが甘い声でささやきかけるように歌います。
目の前で歌っているようです。
そんなこんなでますます通勤が楽しくなりそうです。
■参考URL
[http://arena.nikkeibp.co.jp/tokushu/gen/20050412/111957/ デジタルARENA]