Emacsビルド完了

emacsのビルドが完了した。
『make install』はまだしていないです。
ひとまず(何故か)srcディレクトリにできた『emacs』を『-q』オプ
ション付きで起動。
おおおっ。
それとなくちゃんと動いている。
初めてpdaXromで、しかも初めてのemacsのビルドがこんなにも簡単にできちゃうとは、凄いです。
『Linux』『X Window Syatem』といったプラットフォームが一致していればこんなにも簡単にできるとは思っていませんでした。
しかも嬉しいことに、(少なくとも)『徒然さん』のパッケージで発生していたような演算エラーは発生していません。
ビットマップが混じると文字が欠ける件はまだ確認できていないけど、(自分でビルドしたことが要因としては大きいと思うけど)ワクワク期待してしまいます。

残る課題(!?)はパッケージ化です。
そのまま『make install』してもいいけど、アンインストール等を考えたらパッケージ化がいいかなと。
筆者はこのテに疎いので(ビルドできたのも奇跡)、これから更に難儀しそうです。

ところでビルドは4時間くらいかかりました。
SDカード上に環境を展開してビルドすると時間がかかるものですね。

ロイヤルホースで聴いたアノ曲が忘れられなくて…

2/13に見に(聴きに)行ったロイヤルホースの生演奏。
そこで聴いた1曲が忘れられず、どうしてもCDにおさめられている原曲を聴きたかったんだけど、それをどうとう手に入れることができました!

その曲は『Manteca』という曲。
演奏時の紹介では『ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)』の曲である、とのことでした。
さてさてこの曲はどんなの?というと、ノリのいいラテン系の音楽をほうふつとさせるジャズ、ということでしょうかね。
演奏の時の説明では、ジャズからラテンジャズへ入っていく人たちがまず演奏するうちの1曲という説明だった。

ごくわかりやすいいくつかのフレーズがループするような曲の構成なんだげど、同じフレーズでも奏法を微妙に変化させながら演奏していることもあって気持ちいい。

買ったアルバムは『Things to Come』というもの。
世間の評価はよく知らないんだけど、個人的には気に入りました!
『Manteca』意外にも『’Round Midnight』、『A Night in Tunisia』といったスタンダードな曲も入っており、彼の解釈による演奏がなされています。
これもちょっと興味深いですね。

暫く、通勤時間の時でも家でも聴いてそうです。

pdaXromでEmacs

pdaXromを入れてそろそろ3週間。
だいぶ環境が落ち着いてきた。

落ち着いてきたと行っても、とても気になる点が1つ。
それは『emacs』が今ひとつしっくりこないということ。

pdaXrom向けには何種類かあるみたいだけど、どちらも完璧には動作しないんです。

まずはpdaXromのサイトにあるXEmacs。
今回はじめてXEmacs系を使ったたんだけど…これまで使えていたlispプログラムがなかなか動いてくれない。
なんとか頑張ってみたが、どうしてもメールソフト『Wanderlust』がきっちりとは動かない。
『M-x elmo-split』でメールを振り分けしようとするとエラーとなる。
振り分けできないのはちょっとねえ・・・

つぎに『FocV Project』で公開しているパッケージ。
emacs22.0.50です。
こちらはふだんからよく使っているバージョンでお世話になっているもの。
こちらはカーソルをブリンク表示させると演算エラーが発生すること、ビットマップを含む日本語文字列を表示させると文字化けするという2点が気になる。
せっかくX11の環境になったのにビットマップが表示できないというのはちょっともったいない。

この状態に耐えられなくて、とうとうソースからビルドすることに。
# cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/cvsroot/emacs checkout emacs
# ./configure –with-x –prefix=/usr/local
# make bootstrap
# make install
などとして開発中のバージョンのソースを取得。
ただいまビルド中。

さすがに時間がかかります。
はあ、、、どうなることやら。

ロイヤルホース

書くのが遅くなりましたが、先週金曜(2/10)にロイヤルホースに行ってきた。
チャランガを聴くためである。

このジャンルの楽曲は全くといいほど知りません。
知っているといえば、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』くらい。
あとは、『ノラ』というミュージシャンかな。
後者はサルサなので、厳密にいうと当てはまらない。
ともあれ、殆ど知らないのはなんとなく分かってもらえるんじゃないかな。

この日の出演は『Grupo Jazz-Charanguero』(グルポ・ジャズ・チャランゲーロ)というバンド。
チャランガ野郎という意味なんだそうな。
出演者自らが言っていたので間違いないと思う。
スペイン語さえ分かれば…

最大の魅力はフルートにあります。
時には美しいメロディを奏でたり、はたまたある時にはかすれるほどの吹き込みで感情に訴えたり…。
こういうフルートは『Bill Evans』のアルバム『What’s New』以来だったから、新鮮味も手伝ってとても印象に残ります。

またさりげないバイオリンもいですねー。
結構ファンだったりします。
主役をたてるところと主役たるところをうまく弾いているんですね。

この日はキューバ(細かいジャンルはよくわかんないので…)くさい曲だけではなく、ラテンジャズと分かるものやジャズのキューバっぽいアレンジなど盛りだくさんであっという間に時間が過ぎたのでした。
2ステージともいたのに~。
充実した時間ほどあっという間にすぎてゆくものですね。

惜しむらくは演奏していた曲名がちゃんと記憶できていなかったこと…
ああ~。
飲み過ぎるんじゃなかった…
一応メモっておいたのだが、、、後で調べても見つからない…
外国語を検索するって難しいです・・・

SL-C860にpdaXromを入れた

ちょっとしたことからSL-C860を手に入れました。
中古なんだけど見かけはすこぶる美品。
ただ、あとで分かったことだけど、どうやらFROMは5カ所くらい正しく読み書きできないブロックがあるもよう。
動作に支障がないようなのでよしとする。

このPDAにpdaXromというOSを入れました。
β版ということもあり改善の余地があるのが感じられるけど、期待させるものがあります。
何よりgtkアプリはソースをMakeすれば動く可能性が極めて高いというのも魅力的!

thelonious monk quartet with john coltrane at carnegie hall

早速聴きました。
1957年にカーネギーホールで録音されたものです。

Thelonious Monkのアルバムでのお気に入りは『Thelonious Himself』です。
彼の音楽は『ポロリズム』と表現されることがあります。
鍵盤の叩き方がこんな感じなんですよね。
『Thelonious Himself』はまさに『ポロリズム』を代表するアルバムだと思います。

John Coltraneについては『Ballads』と『Blue Train』しか持っていません。
なので、あの(と言ってもアルバムを聴いた人しか分からないですが)甘い感じの曲調しか知らないのです。
Balladを聴くと他のアルバムを聴きたくなります。

さて早速聴いてみました。
できれば、部屋でゆっくり聴きたいアルバムです。

ポロリズムは健在です。
そこにゆったりしたサックスがからんでいきます。
最初は落ち着いた雰囲気を醸しだしているのですが、アルバムが後半になるにつれてアップテンポになっていきます。
もちろん観客も熱くなる。
拍手も後半になって大きくなっていくところからもヒシヒシと伝わってきます。

何よりうれしいのは音質が(当時録音されたものとしては)かなり良いということ。
楽曲群の良さをきっちり伝えてくれています。

1点注意しなければならないことがあります。
それはiPod等のプレーヤではシームレス性が保てていないようで曲間が若干あいてしまうんです。
たかがコンマ・ウン秒、されどコンマ・ウン秒。
1トラック1曲と明確に分かれているばあいは、違和感はないのですが、ライブ版では気になります。
アルバムではなくてプレーヤに問題があるわけだけど…

セルジオ・メンデス(Sergio Mendes)のTIMELESS買った

早速、、、というよりは少しで遅れた感があるけど、セルジオ・メンデスのTIMELESSというアルバムを買った。
色々な情報をトレースしていると、どうも10年ぶりの作品だということのようです。

筆者は余りに有名すぎる楽曲『マシュケナダ(MAS QUE NADA』が収録されているアルバム『HERB ALPERT PRESENTS SERGIO MENDES & BRASIL ‘66』しか持っていないんだけど、とても気になっていたミュージシャンです。
とても聴きやすく、メロディが綺麗なのが主たる要因だと思います。
『マシュケナダ』といわれてピンとこない方でも一度は耳にしたことがあると思います。
日産プリメーラのCMで使われたり、ワールドカップで使われたりしています。

今回のアルバムに話を戻すと、SERGIO MENDES & BRASIL ‘66のデビューから40周年を迎えたとのことで、その記念的作品にもなっているように思います。
先ほど書いたアルバム『HERB ALPERT PRESENTS SERGIO MENDES & BRASIL ‘66』から以下の曲がアレンジされています。

* MAS QUE NADA
* ONE NOTE SAMBA
* BERIMBAU

さて感想なんだけど、ちょっと複雑な気持ちになるアルバムです。
ライナーノーツにはR&B、ヒップホップ、ブラジル音楽の融合を目指したんだと書いてあります。
このねらいはある程度達成されたのかもしれません。
R&Bやヒップホップ、、、あるいはラップに馴染みがないと、、、あるいはブラジル音楽における音の綺麗さが感じられないと少々がっかりするかもしれません。
個人的にはどうもラップが馴染めないようです。
R&Bもヒップホップの要素が入っていても比較的受け入れられるのですが…
よって、ラップが前面に出ていない曲は好きになれそうだけど、そうでない曲はなかなか…

みなさんがこの曲を聴いた感想はどうなんでしょうか?