N810を1ヶ月使用した感想など

N810をしばらく使ってきましたが、もう最高です。私にとっては、Zaurusにとって替わるデバイスです。番人にあてはまるわけではないけど、要素としては次のような点が考えられます。

* W-LANが内蔵されている。
* 外部メモリ容量が多い。
* Bluetoothが内蔵されている。

上記3点がとてもありがたいです。ZaurusだとSDカードを挿しっぱなしにすることにして、ここにスワップメモリを割り当てる等しなければなりませんでした。また、W-LANやBluetoothを使うためにUSBやCFスロットを使ったり。でもこれらデバイスをを持ち歩くとちょっとかさばります。

あと、

* GPSが内蔵されている。
* Linux, gtk+が使われている。

これらも個人的にはありがたい。Zaurusだとgtk+ではなくQTになるので、自前でビルドするには少々都合が悪い。gtk+よりQTに対応しているアプリケーションが少ないから。

N810にはEmacsがインストールできれば大半の用が済んでしまうのだけれども、そのためにはgtk+に対応しているほうがありがたかったというわけ。

GPSについていくつかの個人サイトでも触れられているけど、内蔵のGPSデバイスは感度が悪かったり、初回の衛星の補足に時間がかかったりと使い勝手が悪い。それでも内蔵されているのがありがたいのは、いざという時に使えるということに加え、GPSを想定したアプリケーションが登場する土壌が整うということ。

今は”maemo mapper”というアプリケーションを多用しているけど、これは内蔵だけではなく、Bluetooth GPS (HOLUX m261) が使えます。ちなみに”maemo mapper”は予め地図データをダウンロードする仕組みが入っていたりと使い勝手が良いです。日本だけではなく、海外の地図も使用できるので便利です。

[img_assist|nid=61|title=|desc=N810にはmaemoというLinuxディストリビューションが採用されています。画面には『アプレット』なるプログラムを貼り付けることができます。上の画面では天気予報と時計が貼り付いています。|link=node|align=left|width=640|height=384]

[img_assist|nid=62|title=|desc=Emacs23 + Mew + W3M + Shimbun が動作しているところ。ちゃんと画像(上の場合はiPhone)も表示できています。Emacs23はやへーさん、moyashiさんのとこでも公開され ていましたが、実験のために自前でビルド。フォントの設定に疎いため、等幅になっていません。 話は脱線しますが、個人的にはShimbunはオフラインで画像含め参照できるために重宝しています。オフラインでも新しい情報がばっちり参照できます。動作も軽快。|link=node|align=left|width=640|height=384]

[img_assist|nid=63|title=|desc=Maemo Mapperを使えばGPSを使って自分の位置を表示することができる。海外の地図を表示することも可能。 (画像をクリックしたら別ウィンドウに等倍表示)|link=node|align=left|width=640|height=384]

EOS 5D mark IIでの心配事

一部のネットで大きな話題(問題となっている)「黒点問題」について。ライヴ撮影にあたってもっとも気になったのがこの問題です。

具体的にはイルミネーションや夜のビルの明かりなど、非常に小さい範囲で輝度差の大きい被写体を撮ると、その明かりの右側が数ドット黒くなるという現象です。ネットを賑わしているのは、等倍か拡大した明かりのまわりをトリミングして騒ぎ立てるというちょっと幼稚なやり方です。(ユーザーなら、直接メーカーにクレームを入れればいいのに)

とはいえ、オーナーとして気になるのも事実。ということでとても不安だったのですが、撮ったライヴ画像をざっくり確認する限り、そのような写真はありませんでした。どうやら発生条件がシビアみたいでライヴの光源では発生しにくいようです。ちょっと一安心。

メーカーは調査中と公式にアナウンス。早く何とかしてほしいですね。この現象が確認されてから3週間弱。もしメーカーが即調査・対応をしているとしたら、そろそろ対策内容が公開され、ファームウェアの公開や回収があると思われます。発表と同時に調査が開始されたとしたら、1月から2月になるのでしょうか。高感度が強化されたと言うことで、写りについて、特にライヴ撮影では概ね満足できる写りです。早く対策してより完成度を高めていただきたいです。

ちなみに今回の撮影では雰囲気重視で暗めの設定であったため、ISO感度は最低1600、もっとも使用した設定ではISO2500でした。前モデルのEOS 5DではISO1600では非常にノイズが乗っていて我慢ができないレベルでしたが、EOS 5D mark IIではなんとか耐えられるレベルでした。光量が多い場合ではISO3200でもノイズが少なく、ライヴ撮影という観点では購入した甲斐がありました。

LED照明は撮影が難しい…at D3

[img_assist|nid=46|title=Live Bar D.III|desc=|link=node|align=left|width=320|height=240]

行ってきました。D3でのライヴ。出演は『blues patients』というバンドです。

まずはライヴ撮影について。

D3は他の大半のライヴハウスと異なり、照明に3色のLEDを使用しています。LEDを使うと電気代が安く済んだり、点灯時、発光の立ち上がりが早いといったメリットが考えられるのですが、撮影は難しくなるみたいです。ここでは白色の照明を実現するために、3色を点灯するんです。状況によってはうまく混ざらないことがあるようで、観ている分には気づかないけど、撮影すると出演者の顔色が紫になったりすることがあるようです。あるいはデジカメが色温度を極端に謝って判断してるのかな・・・幸い色温度とエラー調整でなんとかなりそうでした。が、あんまりやり過ぎるとライヴ感が損なわれるのでやり過ぎに注意。ともあれ、撮影は難しい場所でした。

ライヴに関してはみんなとてもうまい。ブルースの何たるかを分かっている気がする。また女性コーラス隊の衣装が黒のドレスで統一されていて、いい雰囲気を出していました。ボーカルの方も外面からなりきってくれたら、、、と思ったのは私だけかな。ともあれ、ベース、リズム、ギターは特にうまく、ひやひやすることもなく聴けました。
ブルース系の曲はほとんど知らないのですが、さんまの恋のから騒ぎのエンディングで流れるテーマ曲とか【笑】演奏してはりました。

店長はとても気配りのされる方で居心地が良かったです。盛況で満席だったのですが、そちらがあいていますよ、というスムーズな案内をされていました。観客が多く、エコノミー席に座ってるのかという錯覚に陥りそうな状況だったので、対応を間違えたら満足度が下がりかねず、そういう観点できっちり対応されているなーと感心しました。

また、私は完全に席がなく立っている状況だったのですが、椅子をさりげなく準備してくださりました。感謝。

HDDクラッシュ…

Intel Macが登場してからほとんどMacしか使っていなかったのですが、それまではWindowsマシンを使っていました。そんな状況だったこともあり、ここ数年、Windowsを使うのは年賀状を書く時くらい。そんなこともあってメンテナンスもせず、バックアップも取っていませんでした。まあ、それくらいの感覚での起動だったらHDDが壊れることもないだろうと軽く考えていました。が、、、1年ぶりに年賀状を書こうと電源スイッチを入れたらどうしても起動中にリセットしてしまい立ち上がりませんでした。

というわけで年賀状の住所データの最新が紛失してしまいました。衝撃的ともいえる出来事でした。不幸中の幸いとしてはMacBookにある程度友人の電話番号と住所を入れていたこと、年賀状はすべて廃棄せずに残していたこと、2年ほど前に一度バックアップをとっていたことです。これでなんとか年賀状は書けそうです。その他重要なものはバックアップをとっていたので問題なし。安心しました。

これに乗じてということでもないですが、Macからいわゆる『仮想ソフト』にてWindowsを起動し、ここにプリンタドライバと年賀状の作成ソフトを入れました。Mac用もあって当初はそちらを考えていたんだけど、そのソフトの評価を見ていると使い勝手が悪そうだったので使い慣れているWindowsのソフトを使うことにしたのでした。(年賀状作成ソフトの質の悪さ、選択肢のなさはMacの弱点だなあ)

仮想ソフトと侮るなかれ、ちゃんと印刷までできました。速度もそこそこ。ゲームのようなリアルタイム性の求められることもないので、特に不便を感じることもなかったです。ますますWindowsマシンを使うこともなくなりました…

部屋の大片付け→若かりし両親の写真発見

現在部屋の大掃除、片付け中。徹底的に必要のなくなったものを廃棄。ちょっと勿体ないけど仕方がない。

家の荷物をひととおり必要なものとそうでないものとにふるいわけ。そのために押し入れやら天袋にある、普段はほとんどあけることもないところもチェック。そうすると色々と懐かしい者もでてきます。

両親が最も懐かしいと感じたのが、やはり古い写真だったようで、歓声があがってました。何の騒ぎだ?と酔ってみると新婚の時やら、それまでにデートを重ねていた時の写真。

う~ん、写真の力は絶大です。

しかし、古い写真ということに加え、保存環境が良くなかったこともあり、セピア色になっていました。

冬期休暇中にスキャナでデジタル化し、アルバム作成サービスに出してしまわなければ。

年末年始も忙しくなりそうです・・・