おそらくは名前はかなりの人が知っているであろう、『ロバート・キャパ』。
この人のカラー写真が見つかったことを受け、これらが写真展として展示されていたので行ってきました。
ちなみに僕自身、『ロバート・キャパ』というのは日本でも人気の高い報道写真家、ということくらいしか知りませんでした。
はじめてまじまじと彼の写真を見ました。
100点ほどの写真を1時間かけて見たのでした。
題材は戦争が中心。
だけど過激なものはなく、牧歌的な感じすらした。
もっとも凄惨な写真だと、僕自身が耐えられないという点で、良かったんだろうと思う。
あとはヘミングウェイを撮った写真があったことが特筆すべきところか。
個人的にはヘミングウェイはあまり好きじゃないけど、好きな人にはたまらないかもしれない。
今回の写真は、厳密にはPhotoShopで読み込み、色の調整等行い、HPのプリンタで出力したんだとのことだった。
フィルムの状態の色々だったらしい。
コントラスト豊かにプリントされたものもあれば、無理にコントラストをあげたとおぼしきものもあったんだとのこと。
写真の色調はオリジナルを見たことがある小川さんという方の記憶を頼りに決められたんだとのこと。
50年前に撮られた写真。
50年で随分技術が進歩したんだなあと実感しつつ、50年前にこのレベルの写真が撮れていたということにもびっくりしました。
デジタルカメラしか知らない人たちはシャープな写真こそ良い写真、という風潮があるみたいだけど、彼の写真を見たらどう感じることでしょうねー。
■参考URL
[http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/tyyle-camera/kkk/capa-nenpyo.htm キャパ「その青春」「その死」]
[http://alao.cocolog-nifty.com/robertcapa/ ロバート・キャパ最期の日]
[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0211/config038.htm 山田祥平のRe:config.sys]
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