夏に聴きたくなる音楽~Pretty World

小野リサは結構ご存じの方も多いんじゃないでしょうか。
ボサノバを中心とする楽曲をリリースしているミュージシャンです。
あるいは『ボサノバ風』と言った方がいいのかもしれません。
色々なジャンルの曲を彼女なりのアレンジで聴かせてくれるんだけど、それがゆったりしていてボサノバのテイストなんです。

さて、彼女のアルバムをはじめて買ったのが『Pretty world』。
発売されてすぐ買ったので、2000年購入ということになると思う。

当時はジャズやボサノバに浸り始めた頃で、とにかく知っている人のアルバムを買おうということでチョイス。
結果としては正解。

のんびり、ほんわか、暖かいテイストで聴き手を包み込みます。
なんとなく夏色なのはボサノバテイストだからかもしれません。

さて、『テイスト』という言葉を何回も書いてしまいました。
聴く人によってはボサノバと捉えると物足りないかも、と思うところもあるからです。
私見では、『ボサノバってのんびり、ゆったりした曲調がいいよね』と思える人にはすんなり受け入れられるでしょう。
そうではなく、『いっけん、のんびりしているように思えるけど、よく聴くとピリピリとした感じも感じられるかな』という人には物足りなさを感じるかもー思うのです。
僕は?というと、こういうボサノバもありだという考え方もあって、結構好きですね。

職人について

個人的には職人という人たちのことは好きです。人が持たない技術を駆使してニーズに応えるところが羨ましくもあります。しかも、彼らが作ったもののうち、特に技術的に優れたものを中心に一生モノだったり何代かにわたって使用されるものまであります。

使い捨ての対局にあります。
これがとても羨ましい。

さて、企業活動をするために集まっている人たちには『職人』という言葉に拒絶反応を示す人たちが少なからずいます。彼らとしては、職人はよく『技術は盗むものだ』と言っている(聞いている、あるいはそういう先入観がある)ことがその理由のようだ。一見もっともだ。企業は技術をドキュメント化し、それら情報を共有する(したい)から。問題はそのような短絡的かつ知りもしないことを知ったかのような顔をしていること。

まず、現在の職人と言われる人たち、あるいは職人によりモノ作りが行われる業界では人不足が深刻という事実があります。よって、70で現役、という人がとても多いです。そのような状況なので、かつてはあった『技術は盗む』という風潮には少なくとも変化が見られます。後進の指導と言うことで、技術伝承をなんとかやっていこうという風潮があります。それは僕の身の回りを見ても例外ではありません。次に技術は何でもマニュアル化できるかというと、なかなか難しい部分もある。
例えば研削技術。
町工場では今でもウン10年前に購入した機械で研削しているところが多いです。
これらはボタン1つで思い通りには当然なりません。ミクロン単位の制度が要求される場合、例えば機械や材料の熱膨張を考慮して研削します。その技術はなかなかマニュアル化や機械に覚え込ませることは難しいのです。結局のところ、後継ぎは製品作りを通じて経験を積み、徐々自分で習得することになるのです。

さて技術伝承がなんでも簡単にできる、誰でもできるという単純な考えにたつと会社はどうなるか?
結論は明らか。
実際、今の勤め先では10年も前から警鐘を鳴らし、10年経過した今、ようやく理解し始めている。みんな馬鹿だよなー、君たち超一流大学出てるんだろ?と思う一方でまわりを説き伏せられない自分が悔しい。

無性に行きたい場所…それは職人さんのいる風景

今無性に行きたい場所、それは職人が働く町工場。特に気になっているのが『フルハルター』と『土屋鞄製造所』。

まず前者。万年筆を扱っているお店です。ただ単に売っているだけではなく、ペン先を購入者それぞれの嗜好に合わせて調整した上で売っています。(みたいです)

万年筆はペン先の太さがいくつもの種類があったり、ペン先の硬さが違ったりするけど、それだけでは言い表せない書き心地と万年筆の個体毎にも癖があったりする。それを個人の嗜好にマッチさせるためには相当な職人としての技術や心意気が備わっているはず。何より普段から万年筆を使っているので、そういった立場から『自分用に使いやすく調整された万年筆を使ってみたい』というのもあります。

後者は名前からすぐに分かると思うけど、鞄を製造・販売しています。職人のこだわりがWEB上でわかりやすく表現されていて、購入したいという気分にかられます。実際にモノを見れば分かるのですが、コストパフォーマンスが高い。オーソドックスなデザインが多いのでどんな服装でも合わせやすく、長くつきあえます。雨の日でも気兼ねなく使えたり、軽いという利点はあるのですが、どうも『長くつきあう』『成長を愉しむ』という要素が薄いかなーという気がします。

革は時間の経過と共に風合いが変わってきます。個人的にはこれがたまりません。

土屋鞄製造所の場合は東京に行けば見学させてもらえるとのことで是非行って、作業をしている風景を見てみたい。ただ、時間とお金の両方の条件を一度に満たせていることがなかなかないのが課題か。。。

■参考URL
[http://members.jcom.home.ne.jp/fullhalter/ 万年筆専門店フルハルターTOPページ]

[http://www.tsuchiya-kaban.jp/index.html 土屋鞄製造所(鞄工房土屋) 職人のこだわりが生んだ革鞄/バッグ/財布/革小物の製造販売(通信販売)]

サーバ不調

1週間ほど前から運用しているサーバにZombieプロセスが大量発生する現象が多発していました。

具体的にはXOOPSに大量にアクセスがあるとMySQLがZombieになることがあるといもの。
apt-getによりバージョンアップしたのが原因なのか?最近アクセス量が飛躍的に増えたのが原因なのかは不明。
色々調べたところ、どうやらスレッドが大量に発生する(= 大量にアクセスされる)のがよろしくないようなので、設定ファイルにてスレッド数の上限を明示するようにした。

”’my.cnf”’
table_cache = X
thread_cache = X
thread_concurrency = X
max_delayed_threads = X

『X』はお好みで。

これにより、今のところうまく動作しているもよう。
ちなみに、この直後にカーネルバージョンを2.6に上げてしまったので、Zombieが発生しなくなったとしても、原因の切り分けはちゃんとできないかもしれない…

HPのサービス止まってた【汗】

今日の昼過ぎくらいにHPが止まってました【汗】
厳密にはApacheは動いていたんだけど、、、
SQLのデーモンがたくさん出来てて、しかもゾンビになってた。
原因不明。
最終的なトリガはメモリが足りなくなったらしい。
Apacheのログをみても特に荒らされた形跡はなし。
なんでだろう、、、

父の日のプレゼント…

父の日のプレゼントもあれこれ考えていたけれども、それを崩される感じだった。

金曜の晩、父親からパソコンが壊れたから見てくれととの連絡。
実にくせ者。
土曜日、初めて電源を入れると無事立ち上がった。
なーんだ、動くじゃないか、と思っていた矢先、キーもマウスも受け付けなくなる。
それ以降立ち上がらなくなった。
どうやらHDDが寿命だなーということで早々にバックアップ。
日曜日にHDDを2台購入。

もとがHDDを4台でRAIDをくんでいたこともあって、復活できるかハラハラ。
それも取り越し苦労で市販のバックアップツールを使ったら一撃で復活できした。
ふー良かった。
これに懲りて…もともと4台でストライピングしていたものを2台でミラーリングに設定変更しました。

更に、、、
もともと焼酎でも買ってあげようかなと思っていたのだが、近々ゴルフをするということで、急遽ポロシャツに変更。
着るものになると女性陣は結構うるさい。
あれでもない、これでもない、、、もう父親が着せ替え人形同等です。
1時間近く売り場をうろうろした結果、僕が選んだポロシャツで落ち着きました。
ふぅ~。

NORAのライブ~サルサで燃える夜!?

金曜日以外では久々に早めに(といっても21時だが)仕事を終え、家につく。
ふらっとよく行くジャズバーのホームページをチェック。
そうしたら、NORAがゲスト出演するというスケジュールを発見。
早速予約しなければ!
ライブは月曜日…いけるかなー、、、
それだけが心配だ。

社長との対話会

いつもは結構やかましい部下後輩。
しかし今日は眠っているのか永眠しているのか、、、とても静かだった。
こないせなあかんやろ、、、1時間、社長の独壇場。
ごもっともな話だけど、ごもっともに動けないのはこだわりがないからどうしていいか分からないということ。
社長はそれを見透かしたようにしゃべり続ける。

世渡り上手は自分の名前を売るべく、何か話をしようとするが、反論もできずにたじたじになっていた。
名前を売るなんて虎の威を借る狐でも良いならとても簡単。
社長がよく知っていて、まわりが知らない人の名前を出せば良い。
世渡り上手が10分かかって印象づけるなら、僕なら1分でOK。
ただし今日はやめておいた。

さてその1時間の後、後輩にどうやった?と聞いてみた。
後輩: 『当たり前の話してたけどなあ・・・』
私: 『当たり前といっても社長に聞かされて気づいたんでしょ?』
後輩: 絶句

平日はともかく、休日も会社の人と群れるのはやめたほうがいいんじゃない?
もっと色々な年齢層、色々な環境の人たちと付き合って、世間を知るべきですよ。
大学出たら勉強しなくていい、俺はえらいんだぞ、という勘違いが多い。
普段なら言ってしまうところだけど、カーネギーの言葉を思い出し、やめておいた。

今の会社はすこぶる窮屈だ。
心の支えはある一人と創業者の教えだけ。

ロバート・キャパの写真展を観に行く

おそらくは名前はかなりの人が知っているであろう、『ロバート・キャパ』。
この人のカラー写真が見つかったことを受け、これらが写真展として展示されていたので行ってきました。
ちなみに僕自身、『ロバート・キャパ』というのは日本でも人気の高い報道写真家、ということくらいしか知りませんでした。

はじめてまじまじと彼の写真を見ました。
100点ほどの写真を1時間かけて見たのでした。

題材は戦争が中心。
だけど過激なものはなく、牧歌的な感じすらした。
もっとも凄惨な写真だと、僕自身が耐えられないという点で、良かったんだろうと思う。
あとはヘミングウェイを撮った写真があったことが特筆すべきところか。
個人的にはヘミングウェイはあまり好きじゃないけど、好きな人にはたまらないかもしれない。

今回の写真は、厳密にはPhotoShopで読み込み、色の調整等行い、HPのプリンタで出力したんだとのことだった。
フィルムの状態の色々だったらしい。
コントラスト豊かにプリントされたものもあれば、無理にコントラストをあげたとおぼしきものもあったんだとのこと。
写真の色調はオリジナルを見たことがある小川さんという方の記憶を頼りに決められたんだとのこと。

50年前に撮られた写真。
50年で随分技術が進歩したんだなあと実感しつつ、50年前にこのレベルの写真が撮れていたということにもびっくりしました。
デジタルカメラしか知らない人たちはシャープな写真こそ良い写真、という風潮があるみたいだけど、彼の写真を見たらどう感じることでしょうねー。

■参考URL
[http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/tyyle-camera/kkk/capa-nenpyo.htm キャパ「その青春」「その死」]

[http://alao.cocolog-nifty.com/robertcapa/ ロバート・キャパ最期の日]

[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0211/config038.htm 山田祥平のRe:config.sys]

[img_assist|nid=144|title=|desc=|link=node|align=left|width=320|height=227]

[img_assist|nid=145|title=|desc=|link=node|align=left|width=320|height=224]

職場には哲学が語れる人がいない

唐突だけど、職場や顧客と飲みに行った時、哲学(あるいはこだわりを)語れる人がどれほどいるだろう?残念ながら、うちの職場には皆無だ。

* 30%が仕事の話。
* 30%がたわいのない話。(少なくとも僕にとってはどうでもいい話)
* 20%が酒の席でのゲーム(馬鹿になれないとできない…肌にあいません)
* 残り20%が趣味の話。

多分こんな感じ。
異様なんじゃないかな。

職場で嫌われるのがおじさんの説教じみた話や哲学的な話。酒の席でなんでそんな話をするの?という感じ。多分、普段でも年配は嫌って同世代とばかりつるんでいるんだろうなあ。僕はそういうのも結構好きだったりする。だてに長生きしていない(こらこら)人生経験豊かなだけあって、色々な観点で見られるし、色々なことを知っています。

海外旅行をして心がけていること。その1つがバーに行くこと。ここで知らないおっちゃんと話をする。まあ、勇気がないタイプなのでホテルのバーが多いけど。感動したのはイタリアですね。町にあるバール(日本でいうバー)で政治のこととか熱心に話をしている。ほんと、アツイ国です。

日本では、そんなアツサは感じられませんねー。興味があるのは、得てして自分の身の回りのことだけみたいですね。