遅ればせながらiOS4.0をインストール(そして脱獄行為…)

[img_assist|nid=827|title=iOS4.0(ホーム)|desc=iOS4.0のホーム画面です。 以下の点が純正(非脱獄)ではできません。 上部ステータスバーにメモリ残量が表示されています。 右下に白い楕円形がありますが、スクロールバーになります。 スクロールバーはスクロールする画面(部品)にあらわれます。 Dockには5つのアプリが登録されています。(純正は4つまで)|link=node|align=left|width=320|height=480]

ようやくiPhone 3GSへiOS4をインストールしました。

インストールがこの時期になったわけは一言でいうとなかなかまとまった時間がとれなかったためです。「普通に」アップデートした場合でも、3時間くらいかかります。厳密に言えば、インストールそのものは30分もあれば終わると思われます。Windows Mobileやいわゆる「ガラケー」やら「ガラパゴス携帯」と揶揄される国内メーカの携帯ではメールや写真・アドレスの移行はなんとかなるが、設定の引き継ぎはできません。iPhoneではiTunesがよくできていて、設定も引き継いでくれます。よって、比較的簡単に移行できるのです。

じゃあ、まとまった時間がなくても移行できるじゃん、という話になる。もちろん、大半の方の場合は30分くらいなのだが、こちらは「Jailbreak」やら「脱獄」と言われることをしているがために短時間では済まないのである。更に言えば、2時間くらいは音楽や写真のiPhoneへの移動に費やされます。特に音楽は曲数が2000曲ほどあること、NASに保存していることから余計に時間がかかってしまいます。

[img_assist|nid=828|title=iOS4.0(設定→ネットワーク)|desc=テザリング画面も出てきます。 必要なファイルがiPhoneに設定できていれば、テザリングできるようです。|link=node|align=right|width=320|height=480]

アップデート前はiPhoneOS3.1.2、アップデート後のバージョンはiOS4.0です。最新はiOS4.0.1なのですが、「脱獄」に関する情報がなかったこと、マイナーバージョンアップにとどまっていることから安全な方向に倒しました。

手順は一言でいえば、「脱獄」済みのiPhoneを準備し、正規版のiOS4.0に「脱獄」のためのパッチをあて、それを使ってアップデートするというもの。

こちらの場合は既にネットに転がっている情報とは若干状況が異なっていました。どうやら「脱獄」したiPhoneをiOS4.0にアップデートすると、3G回線を掴まなくなる、つまり圏外の状態になってしまうという問題があるらしく、深く調べずに作業を進めた結果、この現象の解決に時間をとられました。

ネットを見る限り、「ネットワークの設定をリセットする」「工場出荷状態の設定にリセットする」ことにより解決するとの情報しかなかったのですがこれでは解決せず。

[img_assist|nid=829|title=iOS4.0(脱獄による拡張)|desc=上部ステータスバーを左右どちらかの方向になぞると画像のような画面が表示され、ワンタッチで設定の変更ができるようになっています。|link=node|align=left|width=320|height=480]

アップデート前の「脱獄」(つまりiPhoneOS3.X.Y)を同じツールで作っても解決せず。あれこれ試した結果、「アンロック」を行う「Ultrasn0w」をインストールすることにより解決しました。結果として(まだ試していないけどおそらく)海外の事業者が提供するSIMカードを使って通信できるようになったようです。タイでもそのまま使えそう…いいこっちゃ。話題は脱線するけど、「海外で使い放題」のCMをよく見かけますが、タイに関していえば、使い方によってはとって〜〜〜〜〜も割高です…

iOS4.0に対しては「脱獄」した甲斐があったと思わせるツールがいくつかあるのですが、対応していないものもいくつかあるようで、インストールには事前に調べる等注意が必要です。Debianパッケージに記述するバージョンはiOS4.0でも対応していることになっているけど、実は動作しないというものもあるのです。ツールによってはiOS4.0の再インストールを余儀なくさせられるものもあるからです。そもそもiPhoneOS2.XからiOS4.0にになって随分使い勝手がよくなり、こんなことをしなくても大分満足できるようになったと思います。

それでも「脱獄」しちゃうのはこんな背景が…

* iOS4.0のアプリをバックグラウンドで動作させる作法に従っていないアプリでもバックグラウンドで動作させたい。
* 数分の着信音を設定したい。
* プリセットとはことなるメール着信音を設定したい。
* カメラのシャッター音変えたい/消したい
* 特定アプリがどれくらいメモリを使っているのか知りたい。

[img_assist|nid=830|title=iOS4.0(脱獄して入れられるソフトたち)|desc=脱獄しないと入れられないソフトたち。|link=node|align=right|width=320|height=480]

ちなみにカメラのシャッター音は(多くの携帯電話で)許せないんですね。カメラだから、人が撮ったことを知るにはカメラのシャッター音を鳴らせばいいという安直な発想。しかもフィルムの巻き上げ音等本当に下品なんですよね。携帯電話にはレフ版もシャッターもフィルムもないんだから、電子音でいいじゃないかという考え方です。

iOS4.0になって使用するメモリが増えたらしいですが、少なくとも通常に操作する分にはより気持ちよく感じられるようになりました。画面のアニメーションがより滑らかになったようです。アプリの起動時間にも差は感じられません。唯一、iPhoneOS3.1.2の「脱獄」版と比較すれば、ユーザが使えるメモリが減った分同時に起動できるアプリ数により制限がかかるために使い勝手が落ちたと感じられます。しかし、トータルでは使いやすくなったと感じるのでよしとしよう。

永く愛して使える筆記具を買おう

[img_assist|nid=820|title=カランダッシュペンシルの外箱|desc=綺麗な外箱です。|link=node|align=left|width=320|height=240]

当方、筆記具マニアや文房具マニアではないのですが、少々(!?)高くても永く・飽きずに使える筆記具を買うようにしています。もともとは4, 5年くらい前の万年筆ブームに乗っかってパーカーのソネットとペリカンのM800を購入したのがはじまり。

万年筆と言えば、小学生くらいの頃、メーカは失念したけど学習ドリルの付録というか、契約の特典として万年筆がついていて、そちらを少々使ったことがありました。付録なので当然質の良いものではなく使い心地がいいかどうかも分かるほどの年齢ではなかったため、「使いにくい筆記具」という先入観だけがすりこまれたのでありました。

そしてブームに乗って万年筆を購入してすっかり虜に。筆ペンのように線の強弱、インクの濃淡によって、より表情豊かに、そしてボールペンやペンシルのように力を入れずに楽に書ける点が気に入った点でしょうか。

[img_assist|nid=821|title=カランダッシュペンシルの化粧箱|desc=カランダッシュ社ペンシルの化粧箱です。 綺麗な赤色です。|link=node|align=right|width=320|height=240]

あと、痛切に感じるのが後輩に憧れられる存在でしょうか。仕事ができたり、尊敬されたりというのが重要なのはいうまでもないですが、そういう視点で見れば、筆記具はいいものを使いたいと思うのです。あれだけ仕事ができるようになったら、あんな筆記具が似合うんだと。もちろん、使っている本人としては、使い心地な表題のように永く愛して使える筆記具を使いたいという欲求もあります。

そんな視点でまわりを眺めてみると、永く愛して使えそうな筆記具を使っている人って本当に少ないです。最近はどんなシチュエーションでもメモがとれるような軽くて使い勝手の良いノートPCが出回っているからかもしれません。もっともこれはうちの勤め先だけかもしれませんが…

[img_assist|nid=822|title=カランダッシュ社ペンシル|desc=|link=node|align=left|width=640|height=384]

日本の筆記具は本当にコストパフォーマンスがよく、性能の良いものが安く手に入るのでそれらを使用するのも良いですが、1本くらいは持っておきたい。特に感じるのは、商談など客先での打ち合わせで出す筆記具はいいものを使いたいですね。当方の勤め先では部長でも打ち合わせで200円くらいの筆記具を取り出したりするのでずっこけそうになります。部長でもそれくらいの筆記具しか買えないのかな・・・と一抹の不安を感じたりも【笑】

そんなこんなで、自分自身へのご褒美として「ペンシル」を購入しました。(実は万年筆は予約したのですが・・・そちらについては手元に届いたら別途書こうかと)

[img_assist|nid=823|title=カランダッシュ社ペンシル|desc=シンプルかつ綺麗な外観です。書き心地も良いです。|link=node|align=right|width=320|height=240]

多分、筆記具に興味がない人には聞いたことがないメーカかもしれません。「カランダッシュ」というスイスのメーカです。これまでPDAのスタイラスのかわりにボールペンのかわりにスタイラスを挿すことを想定して、「多機能ペン」を使っていたのです。1本で黒と赤のベールペンとペンシルが使えるというものです。こちらは便利なのですが、機構上どうしてもペン先が僅かに斜めに出てくるんですね。これが気になって仕方がなかったことと、今では別でボールペンを持っていることから、いったん隠居してもらおうということに。

写真でお分かりのとおり鉛筆のように六角形になっているのですが、これが持ちやすいです。おそるべし鉛筆です。ただし鉛筆よりわずかに直径が大きくなっていて、大人の手に馴染みやすいようになっていますね。

[img_assist|nid=824|title=カランダッシュ社ペンシルのキャップ|desc=カランダッシュ社のペンシルをキャップ側から撮ってみた。|link=node|align=left|width=320|height=240]

替芯は日本では珍しい0.7mm。この太さのおかげなのか、カランダッシュの替芯が素晴らしいからなのかはまだ分かっていませんが、力の加減で線の太さのコントロールをしてメリハリのある字が書けますね。もしかしたら鉛筆でもそうだったかもしれないけど、しばらく鉛筆を使っていないからその感覚を忘れてしまっています。試しにこれまで使っていた0.5mmのペンシルで試してみましたがさほどコントロールできませんでした。もっとも0.5mmではより小さい字で漢字が書けるので、そういった点でメリットがあるかもしれません。

外感はシンプルだけど、品格があります。こちらの3倍ほどの値段がついていたモデルは銀でできていてもう少し光沢が抑えられていていい雰囲気だったのですが、素材の特徴によりマメに手入れをしなければならなさそうだったこともあってこちらにしました。

商品は厚手の紙の箱に入っていて、取り出すと上品な化粧箱が出てきます。個人的にはほとんど化粧箱を使うことがないので、ちょっともったいないかも。

[img_assist|nid=825|title=試し書きしてみる|desc=いくつかの筆記具で試し書き。 愛があるからといって、綺麗な字で書けるとは限りません【涙】|link=node|align=left|width=320|height=240]

USBハブがノイズを拾う

しばらく10ポートのUSBハブをMacに接続して使用していたが、1点当方の使用方法では問題があることが分かりました。普段Macを使用しない場合はスリープさせているのですが、ある日から勝手にフリープが解除されるという現象が頻繁に発生するようになったのです。

ネットで調べてもこちらの原因に結びつく情報あんまりないみたい。おおむね、以下のような感じである。

* システム環境設定→省エネルギーでスリープ解除する設定をしているんじゃないの?
* システム環境設定→省エネルギーでネットワークアクセスでスリープ解除にチェックを入れているんじゃないの?
* システム環境設定→Bluetoothに登録されたデバイスの詳細設定にてBluetoothデバイスがスリープを解除することを許可にチェックを入れているんじゃないの?

確かにソフト要因の場合は上記が最も原因と考えられるんだろうけど、ハード要因は分かりにくいせいかあまり情報はない。ひとまず“コンソール”というアプリで“診断および使用状況メッセージ”を表示させてみる。

10/07/04 13:04:25 configd[13] Wake: Success – AC 96 – EHC2
com.apple.message.domain: com.apple.powermanagement.wake
com.apple.message.signature: Success
com.apple.message.uuid: 79677780-B315-4E1C-A64F-5E3FCE604C61
com.apple.message.result: Success

こんな感じ。“uuid”はまちまちなのでおかしいなーと思っていたのですが、ある日部屋の電気をつけた瞬間、Macが動き出してびっくりとともに、『これかあ〜』と納得した次第。

根本的な解決方法はUSBハブを他の製品に交換するしかないみたい。だけど、どれが良いといった情報はなさそう。。。いちかばちかで、他社の製品を購入してみるしかないのか!?