N900のrootfsをあける

基本的には http://wiki.maemo.org/User:Emesem に書かれている内容に従ってrootfsをあける。

その次にパッケージマネージャやapt-getによるインストールしたソフトを /dev/mmcblk0p2 (/homeに割り当てられている)に退避する。
それを地道に行う。重要なのは、起動時に使用するソフトは/dev/mmcblk0p2に移動してはならない。起動時からアクセスできるわけではなく、起動中に/homeにマウントし、それ以降アクセスできるようになるため。
これを間違うといわゆる『Brick』とか『レンガ』とか『文鎮』と言われる状態…つまりは起動できなくなってしまい、直すにはROMを焼き直すしかない。
確実なのは、初期状態のN900からbebomerootをインストールしたら、root権限にて


# find / > /home/files.txt

などとして全フォルダ構成をファイルに落とし、移動する際、files.txt内に存在しないファイルだけ移動すれば良い。この方法により、インストール直後のファイルを移動することがなく、『文鎮』になることを避けることができるはず。

あと、/var/lib/dpkg, /var/lib/apt を/home配下に移動。
この方法によりこちらのN900のrootfsは100Mバイト以上の空きを確保することができました。

Filesystem                Size      Used Available Use% Mounted on
rootfs                  227.9M    113.2M    110.4M  51% /
ubi0:rootfs             227.9M    113.2M    110.4M  51% /
tmpfs                     1.0M     68.0k    956.0k   7% /tmp
tmpfs                   256.0k     76.0k    180.0k  30% /var/run
none                     10.0M     84.0k      9.9M   1% /dev
tmpfs                    64.0M      4.0k     64.0M   0% /dev/shm
/dev/mmcblk0p2           21.9G      1.2G     19.6G   6% /home
/dev/mmcblk1p2           12.8G      8.4G      3.7G  69% /media/mmc2
/opt/pymaemo/usr/lib/python2.5
                         21.9G      1.2G     19.6G   6% /usr/lib/python2.5
/opt/pymaemo/usr/share/pyshared
                         21.9G      1.2G     19.6G   6% /usr/share/pyshared
/opt/pymaemo/usr/lib/pyshared
                         21.9G      1.2G     19.6G   6% /usr/lib/pyshared
/opt/pymaemo/usr/share/python-support
                         21.9G      1.2G     19.6G   6% /usr/share/python-support
/opt/pymaemo/usr/lib/python-support
                         21.9G      1.2G     19.6G   6% /usr/lib/python-support
/dev/mmcblk0p1            6.7G      1.6G      5.1G  24% /home/user/MyDocs
/dev/mmcblk1p1            2.0G      1.9M      2.0G   0% /media/mmc1

風の谷のナウシカ

先週金曜日にテレビで放映されていた『風の谷のナウシカ』。テレビでは2年に1度くらいのペースで放映されているらしいですが、個人的には10年ぶりくらいに観ました。

この作品はお馴染みの『スタジオ ジブリ』を立ち上げる前に作られました。もともと宮崎駿監督がアニメ雑誌に書き下ろしていた作品を映画化したもの。全7巻あるのですが、映画は2巻の途中までとなっています。映画化されたのは作品の途中で、それ以降も連載されていたかららしいです。

映画だけ観ると環境問題に向き合った作品に見えるのですが、漫画のほうを見るとそれはごく一部であるようにも思えます。検索したら、深堀りして考察している方がおられるので、ここでは触れないですが…

久々に見て…厳密には聴いて感じたのは『宮崎アニメ』を音楽で支え続けている久石譲の音楽の、あるいは時代の変遷。現在発表している楽曲よりずっとデジタル音なのです。素人の私が聴いてもシンセサイザーで作ったと分かる。これは当時の楽器の未熟さからくるものなのか?当時の時代の、あるいは久石譲の流行がそうだったのかは分からないけど。

私が宮崎アニメにはまるきっかけになったのが、この作品だったこともあり、また原作の漫画が読みたくなりました。残念ながらもう読むことはないと思い売ってしまったのですが、大人買いして読み直してしまいそうです。

誉田御廟山古墳

[img_assist|nid=768|title=誉田御廟山古墳|desc=一般的には『応神陵』として知られる誉田御廟山古墳です。|link=node|align=left|width=213|height=320]

藤井寺に誉田御廟山古墳(応神陵)をちょっと見に行ってみた。なんでも表面積や体積では全国一らしい。

写真のとおり、拝所には門があり、訪れた時には閉められていました。宮内庁が管理していて中には立ち入れないみたい。

まわりは住宅地になっていて、宮内庁の建物がある場所はちょっと分かりづらい。電車で最寄りの駅まで行くとそんなに遠くないのでお手軽だけど。近くで見ると単にうっそうと茂った、自然が残った小高い山のようにも見えるけど、かつて応神天皇を祀ったとされる当時を思い浮かべながら眺めると、ちょっとオツかも。

[img_assist|nid=769|title=誉田御廟山古墳の入り口|desc=誉田御廟山古墳の入り口だけ見ると古墳とは分かりません。|link=node|align=center|width=640|height=480]

[img_assist|nid=770|title=誉田御廟山古墳の拝所|desc=誉田御廟山古墳の拝所です。 宮内庁にて管理されてるためか、訪れた日時が悪かったのか閉まっていました。|link=node|align=center|width=640|height=480]

福山龍馬か香川弥太郎か!?

今年は見ているNHK大河ドラマ。そう、龍馬伝。

個人的には岩崎弥太郎も三菱財閥も性に合わないのだけど、香川照之の演技は面白いと思った。いっぽうで福山雅治は、、、頑張ってるとは思うけど格好良すぎるんじゃないか!?と思ってみたり。そもそもがそんなに演技がうまいわけじゃないし…

今のところ、『弥太郎伝』に見えなくもない龍馬伝。どうなることやら。

家には学生の時分に読んだ『竜馬がゆく』があるんだけど、読み直してみようかなと思ってみたり。
でも、司馬遼太郎氏の、あの歴史解説書のような文章に耐えられるかどうか…同じ司馬遼太郎氏の作品なら、まだ読んでいない『坂の上の雲』が気になっていたり。
ともあれ、最近仕事三昧なので、脳みその違う部分も使うべく、小説を読まなければと思う、今日この頃です。

N900でDiaが動いた!

[img_assist|nid=764|title=Dia (その1)|desc=DiaがN900で動いた!|link=node|align=left|width=640|height=384]

N900でMS-Windowsで動作する『VISIO』みたいなソフトが動いたらいいのに…と思いながら探していましたら『Dia』というソフトがあることを知りました。このソフトはLinuxで動作し、Macでも動作するみたい。

LinuxとMacで動作するというのはまさに個人的ニーズにぴったりだ!ということでビルドしてみました。なぜかセルフビルドだと一緒にできあがるライブラリが読み込めずに起動すらしなかったため、クロスコンパイル環境にてビルドを実施。どうやらlibxsltとlibxmlがないとうまくビルドができても起動時に『プラグインの初期化関数が見つかりませんでした』と言われてしまうので要注意。

残念なのは、図のデザインがださいこと。
『OmniGraffle Professional』に比べたら、圧倒的に色使いが良くない。VISIOと比べたら?と言われたら、デザインの観点ではさほど違和感はないかもしれない。
操作感はVISIOとそっくり。VISIOに慣れていたら、Diaにもすぐ慣れると思います。

外出先でDiaを使って編集することがあるか?と言われれば、ほとんどないような気がしますが、外出先で編集して、自宅でMacに取り込んで微調整をしたりpng画像でエクスポートしてBlogに貼付けて、、、といったこともできるので、あれば便利かも。

[img_assist|nid=765|title=Dia (その2)|desc=スタイラスの操作でオブジェクトが配置したり移動できたりします。|link=node|align=center|width=640|height=384]

SOLDER OF LOVEとBeBOP at The SAVOYを早速聴いた

SADEの新アルバム『SOLDER OF LOVE』を早速聴きました。

私の場合はごく最近知ったのでさほど深い思い入れはありませんが、前作から
10年間待ち続けた方々にとっては『やっと出たか』という感慨にも似た気分に
なるかもしれませんね。

曲はタイトルから想像される、時として情熱的で破壊的な雰囲気はありません。
そこには、スローテンポで抑揚もあまり感じられないつくりの曲が次々と流れてきます。

まだ1, 2度聴いただけであり、今後重ねて聴いていくうちに印象が変わるのかもしれないけど、今の私の場合は次のとおりです。

ボーカルも演奏陣も頑張っているし、聴かせどころも作ってあると思うんだけど、それを台無しにしているのがミキシングなどを行うエンジニア陣にあるのではないかと思う。耳を澄ませて聴けば聴くほどにボーカルと演奏が乖離している気がしてならないのです。これがとても残念。これによるのでしょうか。曲の雰囲気は破壊され『ヘタウマ』と感じさせたボーカルも、下手にしか感じられなかった。

残念。

次に矢野沙織の『BeBOP at The SAVOY』について。
矢野沙織については、期待した分と同等程度の演奏をしてくれていた。彼女の演奏の最大の改良点は次の音にうつる時、または一旦演奏を止める際、すーっと止めちゃうんですね。
なんだか味気ない。

反面、ビバップの真骨頂とも言える、コード進行を崩して代理コードで組み直すというんでしょうか、音楽に詳しいわけでもないのでうまく説明できませんが、その代理コードで吹きまくるところはうまくなった気がします。

昨今のジャズはクラシックよりの演奏が一つのムーヴメントであり、ビバップの新譜自体が少ないこともあるので、彼女のようにビバップぎっしりのアルバムを発表してくれるというのは個人的には嬉しくもあります。

彼女は高校生の時にデビューし、ビバップを中心に楽曲を発表してきましたが、そろそろ違う側面も見たいというのは贅沢でしょうか。

SADE, 矢野沙織のアルバム購入

遅ればせながら、SADEと矢野沙織の最新アルバム(『SOLDER OF LOVE』『BeBop at The SAVOY』)を購入。
まだ封も切っていません。わくわくしっぱなしです。

SADEといえば『Promise』『Lovers Rock』『Diamond Life』が代表作と捉えている人もそれなりにいるようで、まずそちらをそろえたら?と言われそうだけど…新作を買ったのでした。
暗めの曲が多いみたいですが、聴くまで分からない。

ふさわしい例じゃないかもしれないけど、Yellow Magic Orchestraが『Solid State Surviver』(テクノポリスやライディーンが入っている、初期の名アルバム)でブレイクした後、(ファンを裏切るため、意図的にと言われている)『暗い目の』アルバムを数作出し続けました。
テクノポップで暗めということで当時の評価は低かったようですが、じっくり聴いてみると確かに暗いんだけど、グルーヴ感があり素晴らしい出来なのです。(特に『テクノデリック』『BGM』)
そういうアルバムに仕上がっていたらいいなぁと妄想しております。

矢野沙織はビバップを中心に演奏しています。ライヴでもMCでは、よくチャーリーパーカー(ビバップの父と言われることも多い)のことが話題になります。今回のアルバムはビバップの名門サヴォイ・レーベルのカタログに残された名曲を取り上げています。彼女の演奏は荒削りと感じることも多いのですが、勢いのある演奏は心地よいです。
彼女はアルバムによって好き嫌いが分かれるほど雰囲気ががらっと変わることがなかったので、安心して聴けそうな気がしています。

N900にGIMPを入れた…が…

[img_assist|nid=758|title=GIMP on N900 (その1)|desc=メニューにGIMPを登録しました!|link=node|align=left|width=640|height=384]

この週末にGIMPを入れてみた。

ライブラリの依存関係に悩まされたりしたけどなんとか動作するようになりま
した。

が、根本的な問題が…

鉛筆やブラシツールがうまく動作しない。
具体的にはツールなど、他のウィンドウをアクティブにすると、以降ブラシ等で描画できなくなるみたい。また、ブラシだけではなく、選択もできなくなったり、ちょうどウィンドウの中だけマウスのクリックが行われなくなる感じ。
画像全体に対するフィルタはかけられるものの、ちょっぴり物足りない。

検索してみたけれども、該当する事例や解決策は見つからず。
ちょっと手詰まり。

バージョン2.6.8を入れたのだが、バージョンを落としてみようと思います。

平行してRAW画像を扱うプラグインもビルドしたのだが、上記の現象に遭遇してすっかり意気消沈。作ったまま放置状態です【汗】

[img_assist|nid=759|title=GIMP on N900 (その2)|desc=起動中の画面。 画面全体に表示されるためか、横に3つ、GIMPのスプラッシュが表示されています。|link=node|align=center|width=640|height=384]

[img_assist|nid=760|title=GIMP on N900 (その3)|desc=表示できるウィンドウが基本的には1画面に1つです。 よって、画像を表示しているウィンドウにツールボックス等他のウィンドウを同時に表示させることができないようです。 ダイアログのレイアウトがくずれることがあるものの、ここまで動いているのに・・・ 残念です。|link=node|align=center|width=640|height=384]

鉄人28号

[img_assist|nid=755|title=鉄人28号|desc=|link=node|align=left|width=320|height=240]

三宮に寄ったついでに、新長田にある鉄人28号を見てきました。鉄人28号についてはリアルタイムに見た世代でもなく、原作者の横山光輝氏のことをよく知っているわけでもないため、『ふぅ〜ん』と思いながら見ていた次第。どちらかといえば、横山光輝氏の作品といえば、バビル二世が一番印象に残っていますね。

新長田を降りると、なんとなく大々的に鉄人28号の像をアピールしたいのかな、という雰囲気。でも電柱などに大人の両手手のひらくらいの『鉄人』とありかを示す矢印が書かれたシールが貼られ、それとともに新長田周辺のみどころが書かれた看板がかかっているのみ。ちょっと寂しい雰囲気でした。

新長田駅周辺は綺麗になっていて、ところどころ、工事をしていました。区画整理されたんだと思うけど、なんだか生活臭みたいなものまで取り去られた気がしました。

鉄人28号を見に来る人は以外とまばら。イベントがある日はもっと集まっているのかもしれないが、近郊の人が買い物がてら記念写真を撮るという感じが多かった。またところどころ、熱烈なファンとおぼしき人たちが一眼レフカメラで写真を撮っていたのでした。

[img_assist|nid=754|title=鉄人28号|desc=|link=node|align=center|width=320|height=240]

[img_assist|nid=756|title=新長田|desc=|link=node|align=center|width=213|height=320]