CONTAX Planar 50mm 1.4 + E-P1試し取り

半ば衝動買いをしたE-P1。型番だけではピンとこない方も多いかもしれない。宮崎あおいがCMをしているデジカメと言えば、ああ、あれね、と思うんじゃないでしょうか。

本格的な一眼レフデジカメは、E-P1と比較しても圧倒的に綺麗に写るのは事実なんだと思います。実際シャープさもノイズの少なさも、残念ながら一眼レフデジカメよりも劣っています。それでもE-P1はコンパクトで、一眼レフよりは持ち運びが楽なので重宝しています。個人的に残念なのが単焦点のラインナップ。明るい単焦点レンズはボケ味に魅力を感じるのですが、どうも軽視しているようにも見えます。

そんなこんなで今の単焦点レンズのラインナップに我慢できなくなり、マウントアダプタを購入し、CONTAXブランドのPlanar 50mm F1.4をつけて、鶴見緑地交換で試し取りをしてみた。

ピントはマニュアルで合わせなければならないですが、拡大表示をした状態でピント合わせができるので、時間がかかるけどなんとかなる感じ。E-P1につけると焦点距離が2倍になってしまうため、ちょっと扱いにくいです。標準レンズが望遠レンズになってしまいます。ただ、望遠で明るいレンズが使えることになるため、一長一短なのかも。

明るいレンズが使えるということは、ライブで使い物になるのかな、というところが個人的には気になります。オリンパスのセンサーはノイズが多いのでISO感度をあげなくても見るに耐えないくらいノイズが出てしまうかもしれませんが、機会があったら試してみよう。

Planar 50mm F1.4を購入したあとで知ったのだが、生産された年代によって写りが若干違うらしい。マニアの間では58番台の製造番号の製品の写りが最も良いということで、人気があるとのこと。当方はひたすら安さを求めて購入したこともあって64番台の製造番号となっていました。それでもコストパフォーマンスと純正にはない性質のレンズなのでとても満足しています。

[img_assist|nid=22|title=花博跡地-風車|desc=まずまずシャープに写っているけど、EFレンズのうほがシャープに写るかもしれない(同じ条件で撮り比べなければ正しい評価はできませんが)。手ぶれ補正を入れたまま撮ったのだが、これを切るれば改善するのかもしれない。あるいは、レンズの調整をすればシャープになるのかも。しかし、オリンパスの絵作りによるものなのか?レンズの性能によるものなのかは分かっていないけれども、鮮やかな写真が撮れました。|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=20|title=花博跡地-タイ館|desc=花博跡地は、残念ながら年々劣化が進んでいて悲しい状態なんだけど、タイ館は写真の通り綺麗でした。なんでも修交120周年を記念して修復したらしい。なんだかんだいっても、昔のレンズとは思えないくらい綺麗。未だに根強いファンがいることも納得できます。|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=21|title=花博跡地-花1|desc=このレンズの真骨頂は、このようなボケ味を活かした写真にあるのではないでしょうか。開放で撮ったけど、ピントのあっているところは芯があって、なかなか 綺麗にぼけています。|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=24|title=花博跡地-花2|desc=光の加減でちょっとフレアっぽくなっていますが、それもまた綺麗です。逆行だとプープルフリンジが出やすかったり、背景がご ちゃごちゃしてると二線ボケになってしまうなど、気をつけなければならない点はありますが、決まると素敵な写真がとれます。|link=node|align=left|width=240|height=320]

[img_assist|nid=23|title=花博跡地-ヤシの木|desc=この日は天気がよかったこともあって、青空とヤシの木のコントラストが素敵な感じです。|link=node|align=left|width=240|height=320]