土曜日はSilent Night(その2)

書き忘れたので、続きを少し。

演奏と雰囲気は出色の出来といって差し支えないと思うけども、音響面ではほんの少し課題があったように思う。

それはキーボードとボーカルのチューニングがアンバランスであったこと。この日のキーボードはピアノの音色をチョイス、アタックレートを小さくすることで(音の立ち上がりが鋭くなることにより)、硬めの音になるように設定。ただしホール系のパラメータを選択することで、暖かいイメージも同時に演出するといった具合でした。いっぽうボーカル側は残像感はほとんどなく高解像度。で出力はこころもち小さ目。これにより、音量の差を無視すれば、ボーカルは1mくらい先にいて、キーボードは20mくらい先にいるような感じなんです。更に音量はボーカルのほうが弱いわけで。。。ちょっとちぐはぐな感じ。できればボーカルの音量は少し大きく、残像感のあるチューニングが良かったように思う。

しかし、機材の設定って本当に難しいですね。技術的に設定追い込むのもそうだし、こういうものは個人の好みもあるだろうし、ステージを始めるまでに、、、できれば開店前に調整しておかなければいけないといった条件も重なる。当然こういった知識がなければお話にならない。

えらそうなことを書いたけど、北新地のバーでも今回のレベルに全然達していないところも沢山みてきたので、そういう意味ではよくやっているほうなのかもしれない。ただ、お店にとってはほんの少しの頑張りがより充実した空間の提供につながり、評価を上げ、売上アップにもつながるというもの。お客さんにとっては同じだけお金を出すんだったら良い演奏が聞けるほうが良いのは当然なわけで。。。こういうことろで頑張って欲しいんですよね。

土曜日はSilent Night

久々にQuiet Storm尼崎店に行く。前回は周年記念ということもあってお店のキャパを大幅に超え、人・人・人!という状態だったけど、今日はそんなこともなく、お目当てのライブが始まる頃はまだそんなに人がおらず、しかも行儀の良い人ばかりでとても雰囲気が良かった。上質なバーはこうでなくっちゃ。お店がよくても客層が悪ければどうしようもない。

演奏は有名どころの映画で使われた曲ばかり。ジャズに位置づけられる曲も演奏したりで私好みでした。毎度こういう雰囲気なら、何も考えずに足を運ぶのだが…

帰りはたまたま演奏されたノラ・ジョーンズ曲がiPodにアルバムのうちの1曲として入っていたのでそれを聴く。

いい曲なんだけど、カントリーくさいのでたまにしか聴きたいという気分にならないのがちょっと残念なところ。

==おまけ(愚痴!?)~時々バーで見かける、やめてほしいこと==

===ストレートに女の子を口説く===

はっきりいって見苦しい。スマートじゃない。これでひっかかる女の子もどうかと…しかも、こういう輩にかぎって必要以上にでかい声なんだよな。(ぶ男のひがみではないはず。。。)

===居酒屋みたく騒ぐ===

バーはその上質な空間、五感を満たしてくれるところだと思っている。騒ぐんなら居酒屋でやってくれ。こういうのを見るにつけ、一流ホテルのバーに行くしかないのかなと思ってしまう。