Bar THIRD STONE Presents Live vol.10 at RAIN DOGS

とても懐かしい香りのするライブでした。

とはいえ、殆どの出演者は全く知らないのですが。

まずステージが懐かしい。

もう、どう見ても学校の体育館とか講堂なんです。壁には黒の布がかけられ、赤のどんちょうのようなものがかけられていました。校章をかけたらもうばっちりです。

出演しているミュージシャンに目を向ければ、特に出演している最初のほうの方々は、やっていることはもう高校生を連想させて仕方ないんです。

まず誰にインスパイアされたかがよく分かる。この僕でもよく分かっちゃうんです【汗】あまりに似ている、、、というかそのままじゃんっていう意味でインパクトがあったのが、どう聴いても甲本ヒロトあるいはTHE BLUE HEARTSなんです。一言一言を丁寧にかみしめるような歌い方、『です、ます』口調で統一された歌詞。それはもうインスパイアという次元を超えています。

次にソウルやR&Bに疎くてもすぐ分かる、帝王と言われたジェームズ・ブラウンにインスパイアされたと言えないくらい、独特の吠えるように歌うさまはそっくりです。他にもエルヴィス・プレスリー、リンゴ・スターに扮した方もいました。好きでたまらないというのがとても伝わってきます。年を経ると自分らしさが染み出てくるところがあると思うのですが、そういったところが感じられず、『好きなあなたに近づきたい、なりきりたい』そんな感じです。

そういったものが純粋で、自らにとって『新しい音楽』に触れた瞬間に遭遇している感覚。純粋すぎるが故のガラスのようなすぐに崩れてしまいそうな危うさを感じます。

こういうライブも悪くないです。
この高校生っぽい演奏を聴いていて、ふと、高校生に戻りたいか?というのが頭をよぎった。楽しくて仕方のない毎日だったかもしれないけど、同じことは2回もたどることとないよというのが結論。しらふだったら考えるまでもなく一瞬の出来事だったんだろうけど、酔っぱらいながら聴いていたせいか、ぐるぐると難解も頭の中をまわった気がする。

遅くなったけど、おめあての『なおったん?!』のライブ。いつものように大人の雰囲気を醸し出す演奏と唄。2番手やったんだけど、この順番はミステイクでは…もう少しお客さんが増えてきた夕方以降のほうが良かったんじゃないかなーと思っちゃいました。アップライトピアノはあんまり調律していないような気がしたけど、頑張っていました。ピアノは反対側に置いたほうがいいと思ったけど、これはおいそれと動かせないのかな。高校生の学芸会のような雰囲気のなか、うっとりと魅了する楽曲を披露してくださいました。

ひとつだけ難を言えば、、、司会はいかんよなあ、恋人がどうこうとか、、、すっかり覚めてしまいました。世の中の歌の多くは恋愛の歌なんだしそこには虚実が入り交じっていたりするものだし、そこに色々なパズルをあてはめてみたりするものだし、そんな歌の前に現実をばーんと押しつけられてもね。考えすぎかもしれんけど。

今日のちょっとした発見。

ロックにしろ、パンクにしろ、ソウルにしろ、その間口の広さを痛感しました。比較的簡単にとっつける。でも、、、とりわけソウルについては奥も深いと再認識した次第。1,2ヶ月猛練習したら、なんとかソウルの形になるんじゃないかと認識(誤認識!?)しました。ただし、ソウルは歌い手が自分の生き様をさらけ出すように歌ってこそソウルの持ち味だと個人的には思っていて、これを簡単にできる訳じゃないということで奥が深い。