矢野沙織のジャズライブに行ってきた

はじめて『生 矢野沙織』を見てきた。去年末にも拝見するチャンスはあったんだけど、もたもたしているうちに予約が埋まって、拝見できませんでした。そんなこともあって、当日はもうワクワクしっぱなし。わざわざ、この日を狙って休日を取得。普段なら2セット目を見るのが精一杯なんだけど、今日は2セットとも見ることができました!

まず、登場してきた本人を見てなんだか意表を突かれました!ジャケットから帽子をかぶっていない!雑誌か何かの読み物を読んでいても帽子が好きということが書いてあったことを記憶していたこともあり、てっきり帽子をかぶって登場するんだろうなぁと勝手にイメージしていたのでした。しかもスーツ姿。パリッとしています。

彼女が好んで演奏するのは、 (ジャンルについては詳しく知らないので違うかもしれないが) 『ハードバップ』なんだと思います。『ディジー・ガレスピー』、『チャーリー・パーカー』、『ジョン・コルトレーン』といった方々の曲をこの日は演奏していました。バラード系も演奏していたけど、やはり!?似合うのはノリの良い曲だと思います。フレッシュで勢いがありました。反面、バラードはまだ演奏するには円熟味が足りない気もした。でも、きっともう少し年月を重ねれば、バラードもいい演奏をしてくれるんじゃないかなーという期待感でいっぱいにさせてくれます。これからがとても楽しみです。

圧巻だったのが、ピアノの演奏でした。時々どっちが主役なんだろうと考えてしまうくらい。『竹下清志』という方。好みの演奏はちょっと違っていたけど、超絶技巧な演奏は圧巻です。生演奏でここまでの演奏を聴いたことがありません。

3時間近くお店にいたけど、あっという間に時間が経ってしまいました。

今度も見に行くぞ~。