EOS 5D

出張から戻ってくると、EOS 5Dが届いていました。
念願のフルサイズセンサー搭載のデジカメです。

フルサイズセンサーだと、ボケが大きくなること、特にズームレンズの焦点距離はもともとフルサイズのフィルム(及びセンサー)で使いやすいように設計されていることから待ち望んでいた次第。

発売日は予め分かっていたため、事前に有給申請、めでたく承認されたので堂々と休んで試し撮りをしに行きました。
面倒くさかったこともあり、50mmのレンズ1本で出かけました

なかなかいい感じです。
一眼レフカメラは機構上、シャッター音がするのですが小さい目に抑えられています。
次に前機種よりも階調が豊かに感じられました。
またISO感度をあげてもノイズが20Dより少なく感じられました。
これら3点はライブ撮影にピッタリです。
(サブ機になった)20Dではノイズはともあれ、シャッター音が大きいために迷惑になりそうだったため、ほとんどライブや演奏会では撮りませんでした。
#夏の終わりに撮った和太鼓もそうでした。

ボケは前述のとおり、APS機より大きいです。
これは表現の幅が広がる一方、撮影をより難しくする側面も持っていると思います。
シャッター速度を稼ぐあまりに絞りをひらくとピンぼけ写真を大量生産しそうです。

雑誌等のレビューを見ていると秒間3コマになったこと、AFポイントが中央寄りになっていること、シャッター音がチープであること、ピントのヤマがつかみにくい等が改善要望としてあがっているようです。

(個人的には使用用途が限られていることもあって、上記はほとんど気にならないんだけどね)
ともあれ、筆者の使用用途(旅行写真、スナップ、ライブ)だと、十分に満足できるできでした。
あとは腕を上げるだけ…
よーっし、海外旅行してじゃんじゃん撮るぞ~。

[img_assist|nid=163|title=|desc=20Dの試し撮りでもこの方を撮りました 比較すると同じ絞り値でも5Dのほうがボケが大きいです。 (換算)焦点距離の違いにより、5Dのほうが被写体に近づいて撮っているからかもしれません。 これまでと同じ感覚で撮ったら、この縮小写真で分かるくらい楽器までボケてしまいました|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=164|title=|desc=絞りをF5.6に設定したのですが、20Dよりボケました(写真では分かりにくいです) 表現の幅が広がる一方で、より撮影者のセンスや腕が問われるかもしれません。 ああ…個人的には右脳も左脳も鍛えなければ…|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=165|title=|desc=夕暮れ時だったためISO感度を上げて撮影しましたが、ノイズは目立ちませんでした。 広角のレンズも持って行けば良かった…|link=node|align=left|width=213|height=320]