先週金曜日にテレビで放映されていた『風の谷のナウシカ』。テレビでは2年に1度くらいのペースで放映されているらしいですが、個人的には10年ぶりくらいに観ました。
この作品はお馴染みの『スタジオ ジブリ』を立ち上げる前に作られました。もともと宮崎駿監督がアニメ雑誌に書き下ろしていた作品を映画化したもの。全7巻あるのですが、映画は2巻の途中までとなっています。映画化されたのは作品の途中で、それ以降も連載されていたかららしいです。
映画だけ観ると環境問題に向き合った作品に見えるのですが、漫画のほうを見るとそれはごく一部であるようにも思えます。検索したら、深堀りして考察している方がおられるので、ここでは触れないですが…
久々に見て…厳密には聴いて感じたのは『宮崎アニメ』を音楽で支え続けている久石譲の音楽の、あるいは時代の変遷。現在発表している楽曲よりずっとデジタル音なのです。素人の私が聴いてもシンセサイザーで作ったと分かる。これは当時の楽器の未熟さからくるものなのか?当時の時代の、あるいは久石譲の流行がそうだったのかは分からないけど。
私が宮崎アニメにはまるきっかけになったのが、この作品だったこともあり、また原作の漫画が読みたくなりました。残念ながらもう読むことはないと思い売ってしまったのですが、大人買いして読み直してしまいそうです。