Nassy’s × The Blues Patients

またまた、西中島南方にあるライブバー『D.III』に行ってきた。前回行ったライブではすし詰め状態だったため、早めに並んでいいところを陣取る作戦に。。。(よくよく考えたら席を予約したら良かったのかもしれない)

実行に移したのはいいが、お店に着いたのは開場40分前。まあいいかと本を読んだりしながら時間になるのを待ちました。その甲斐あって、全体が見渡せて、写真を撮っても迷惑にならない場所をゲッ

ト。私といても最も気に入っている場所です。気に入るのは迷惑にならないだけではなく、ステージ全体もズーミングした写真もソツなく撮れるからです。50mm, 135mm, 200mmの3つの焦点を網羅すれば、それぞれステージ全体、2, 3人を主人公としてフレーミング、1人を主役としてフレーミングして撮ることができます。D.IIIはステージの証明を落とし気味にした、雰囲気重視のライティングのようだということもあり、明るい単焦点で対応します。当然ながら、コンパクトデジカメで撮る方にありがちなスピードライトを使うこともありません。迷惑だし、ライヴ感が再現できませんし。

写真のことはこれくらにして。

1st stageはNassyさん。

ボサノヴァを歌っていたのが印象的。曲目は『The Girl from Ipanema』(イパネマの娘)。あまりにも有名な曲なので、聞いたことがあるという人も多いはず。アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した曲です。今回披露されたのはアントニオ・カルロス・ジョビン風ではなく、ジョアン・ジルベルトか小野リサが歌った感じの仕上がり。分かりやすい解釈とでも言えばいいのでしょうか。ジョビンの楽曲はのんびりした雰囲気の中にも緊張感が感じられるのですが、そういうのはなく、脱力系といった感じ。どっちが優れているといったことではなく、解釈の違いなんだと思います。

惜しいのは一番最後の演奏。曲名は失念。ラテンの曲で、スローテンポとアップテンポが混在した曲。ラテンの楽曲が好きだったら、好んで取り上げそうな曲です。非常に難しそうな曲で、観客は乗り切れないままま終わってしまった気が。演奏も難しいけど、聞き手もそういう曲なんだと分かっていなかったら乗り切

れないのかも。The Blues Patientsを目当てに来た人が多かったと推察され、Bluesやソウルとはかなりベクトルの違う曲に戸惑ったのかも。私はラテンミュージックは大好きなのでウェルカムでしたが。

2nd stageのThe Blues Patientsのほうはお馴染み楽曲がずらりといった感じ。相変わらずレベルの高いステージでしたが、キーボードは欠席でちょっと残念だった気もする。