プリンタを追加購入

我が家では、キヤノンのプリンタ『PIXUS 950i』を使用していました。発売した歳に購入したので、5年以上経過しています。記憶に間違いがなければ2002年に登場したため、6年強経過しています。当時はフラグシップモデルとして発売され、お値段もそれにふさわしい値段でした。インクの耐光性、耐ガス性などは現在のモデルに劣るのかも知れませんが、画質についてはじっくり見比べななければ分からないかもしれません。

結構お気に入りのプリンタだったのですが、最近印字した時にできる縞模様が強くなってきたり、印刷した結果がシアン系に大きく傾いたりで印字品質に不満が出てきました。

修理に出すと、新品で同等のプリンタが買えるくらいの修理代がかかる可能性があることから悩んでいたところにPIXUS Pro 9500が気になり出しました。今使用しているプリンタが染料インクを使用しているのに対して、このモデルは顔料インクを使用しています。インクの違いによる性質の違いは明らかで、染料インクが紙の繊維質に浸透するのに対し、顔料インクは紙の表紙にインク粒子が残ります。顔料インクは水と混ざりにくいため、水に濡れても (染料インクと比較して)滲みにくいのです。昔印刷した写真は紙が良くなかったこともあり色の褪せりが顕著だったこともあり顔料インクが気になったんですね。

そして気になっていたところにPIXUS Pro 9500の後継モデルが発表、印字速度以外に目立った変更がなかったことと、2つのモデルの値段が1.5倍くらい異なっていたため、(当然現行モデルのほうが安い)こちらを購入。

まだ少し使用した程度ですが、結構満足しています。今後使い込んでいったときに不満が出るかどうかが評価の分かれ目かもしれません。

顔料インクはなかなか扱いにくいところがあり、光沢が強い紙への印刷が苦手だったり、紙によっては顔料インクへの印刷を推奨していないものまであります。これは、濃い色の場合、インクを多く塗布することにより、光沢色が失われるためだそうです。また、じっくり見ると、黒のグラデーションがスムーズでない場合があり、苦手とするところなのかもしれません。それでも、色の締まりが良いので、そんなデメリットを補って余りあるかも、というのが今のところの評価。もっとも、無難に同グレードのプリンタにするなら、染料インクを使ったPIXUS Pro 9000がいいかもしれません。

写真は早速L版サイズに印字し、フレームに入れてみた例。上の写真はタイはバンコクにある、『ワット・アルン』というお寺。小説好きなら、三島由紀夫の『暁の寺』といった方が分かりやすいかもしれない。夜に撮った写真だけど、黒の締まり具合が素敵です。下の写真はプーケットの近くにある島、『ピピ島』での写真。若干粒状感があったり、色の追い込みが不十分という課題があるが、なかなか素敵に仕上がっています。

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京都の枝垂れ桜

久々に京都に桜を観に行きました。『あれれ!?こんなに人が多かったっけ?』というくらい人が多い。更に、結構見苦しいですね。桜の下は軒並みブルーシート…もっとも、当初のもくろみでは始発で京都に向かうつもりだったのが、起きたら昼前だったのが一番良くなかったのですが。

気を取り直して枝垂れ桜の写真を撮る。円山公園を上のほうにあがり、アップでも何枚かパチリ。それだけでは飽きたらず、平安神宮でも桜の写真を撮ったのでした。

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