MacBook故障…

MacBookを立てて使ったのがいけなかったのかどうかは分からないけど、MacBookに写真編集など重たい処理をさせてファンがまわり出すと、『かたかた…』という異音がするようになりました。アップルストアにある『ジーニアスバー』に行くとすごく待たされるからWEBで予約しておこうと夜中にサイトを訪れたのですが、当日は選択できず、日曜が選択可能に。仕方ないなーと飛び込みで昼の12時くらいに行くと、20:20のラストなら空いていますといわれました。

まあ、そんなに忙しくもないということで再度訪れ、状況を確認、そのまま修理送りになりました。帰ってくるのが約1週間後とのこと。MacBookでテレビを見ていたのでしばらくはテレビのない生活に。家にいると、とても暇です。しかし我慢するしかないか。。。

フォトブックサービスで写真集を作る

プレゼントした当人には内緒にしたかったこともあり、作成過程では書かなかった、フォトブックの作成について書きます。

最近、世間では写真をフォトブックサービスで製本するのがちょっしたブームになっているみたい。厳密に言うと、写真屋さんが活路を見出す方向を見つけたということかもしれません。ここ数年でPCもプリンだも随分進歩して、(写真屋さんでプリントしてもらうのが安いのは分かりつつも)自分でPCとプリンタを駆使して印刷する人が増え、結果としてビジネス機会が食われてきているため、彼らなりに考えた結果なんだと思います。使ってみると、なるほど値段を考えてもぺたぺたとアルバムに貼り付けるよりずっといいなーというのが個人的な感想です。

さて、私の場合はと言うと、紙媒体に出さずにPC内に保存したままにしているのがほとんどです。でも今回は記念品をということとで製本にチャレンジしてみたのでした。

我が家の場合、Macを使っているのですが、Macに対応した製本サービスと言うのがほとんどないので実状のようで、サービスの選択から苦労しました。Macで動作するソフトを使ってレイアウトを決めるといった、作り手のこだわりを反映できるサービスがないんですね。そんなことから今回はMacのApertureを使用しました。ちなみに後から知った『マイブック』も良さそうです。後述する、写真の品質がより良さそうなので…

Apertureのメリットは、写真の色味などを調整しながら思い通りのレイアウトでアルバムを作ることができます。私の場合、写真の調整は手に馴染んだソフト『SilkyPix』を使用していることから、Apertureの役割といえば、フォトブックの作成→発注くらいとなります…もったいない。

Apertureを使用すると、最終的にアルバムの製本を発注すると(当然ながら)アップルに製本したいデータを送信することになります。海外で製本をしているようで、約2週間でシンガポールから発想されてきました。できあがった写真を見ていてちょっと網目が粗くてぼやけた感じかもと思いましたが、検索すると同様に感じる人もいるみたいですね。

今回作ったアルバムは合計40ページくらい。写真は1ページに2枚以上使っているものも多く、実際には100枚以上の写真を使ったと思います。ライブハウスで撮った写真なのですが、これはもう大変です。照明のために露出はころころと変わるし色のついたスポットライトのため、雰囲気重視でその色を残す場合を別にして調整が必要になります。また、なんといってもISO感度を上げないと被写体が止まって撮れないこと、ISO感度を上げすぎるとノイズが目立ちすぎてしまいます。それらを勘案しながら撮影し、製本データにしていくので、想像以上に時間がかかってしまいました。

なんとかできあがり、製本の依頼→商品が届いて確認してびっくり。想像以上によくできたというのは確かにあるのですが【笑】それ以上に写真によっては、モニタで見た写真と印刷されてきた写真の色味が違うこと。思わず…数日後に外部モニタを購入してしまいました。ノートブック本体の影響と外部モニタは全然違うようでモニタの大きさが違うこともありますが、ノイズもよく目立ち、繊細な作業は外部モニタを使ったほうがいい結果が出せそうです。あとはどうして網目状の印刷はぼやけ気味に見えますね。
昔、どこかで『印刷する時にはアンシャープマスクを強めにかけて、縁取りが出てしまうくらいにしたほうがいい』とプロの方のブログか何かで見たことがあるのですが、確かにそのとおりかもと考えさせられました。

あとで見つけたマイブックなら、PhotoShopのプラグインで動作するみたいでより細かな描写を実現してるということなので、今度フォトブックを作るときはこちらを試して見ようと思います。

フォトブックのプレゼントはそんなややこしい話をするのも無粋なので、さらっと渡しました。なんでもそうだと思うけど、興味のないことをじっくり話していても楽しくないもんで、あれこれ苦労した結果のフォトブックの見てくださいってことやね。ちょっとでも気に入ってもらえたらいいけどね。

次は、自分の旅行の写真集を作ってみようかなーと思案中です。はてさて、どうなることやら。