自転車でぶらり京都

久し振りにまとまった時間ができたので、幕末~明治維新を訪ねると銘打って、あてもなく、特にコースも決めずに四条、三条、京都駅周辺をぐるりと周ってきました。ひとまず、新撰組ゆかりの地のひとつ、『壬生』周辺を必ず観ることだけ決めて…

この日は天気が良かったせいか、ジャケットを羽織っていると暑いくらい。

京都をまわるのは、自転車があるととても楽です。バスは~とりわけ観光のシーズンは~混むので使いたくないし、かといって電車でまわるにはちょっと歩く距離が長くなり、時間の制約が効いてくる。自転車だとこれらの欠点が克服できそうです。京都はレンタサイクルのお店がそれなりに充実していてこれを利用するのも手だけど、今回は自分の折り畳み自転車を京都まで持ち込んでみた。そろそろ秋の行楽シーズンなんでしょうか。特急は混んでいたので、普通に乗りのんびり移動。畳んでもかさばるので、ちょっと気を遣います。

京都に着けば、もう水を得た魚です。寄り道や回り道をしても苦痛にならないのが、自転車のいいところ。碁盤の目のように規則正しく並んだ路地をじぐざぐと散策。止まらなければ、結構涼しく快適。しかも、最近の携帯電話にはGPSがついていて、私のような方向音痴でも迷子になることもなく安心。

そんなわけで、民家に混じってひっそりと佇んでいる古い建物を見たり、お気に入りのお店である『土屋鞄製造所』に寄ったりして過ごしました。終盤には新撰組の初期の頃に拠点があった壬生の近辺をうろうろ。旧前川邸や八木邸、壬生寺を観て感慨に耽っていたのでした。

家に帰ってからGPSデータを確認したところ、自転車での移動距離は約25Km、平均時速10Km/hくらいでした。移動距離としてはたいしたことはないと思いますが、運動不足な私としては結構いい運動となりました。

たまにはこんな過ごし方もいいのかも。

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