生田幸子さんのピアノがスゴい~グルポ・ジャズ・チャランゲーロ~

またまた遅ればせながら1/25(金)の出来事を・・・

金曜日は早く仕事を切り上げることができるということもあり、グルポ・ジャズ・チャランゲーロのライブを観に行った。

なんだか不思議な雰囲気で、どこで拍手をしたらいいんだろうかととまどいながら見せ場を堪能して手を打つという感じ。僕も少しとまどいを感じながら演奏を楽しんでおりました。

===曲目 (すみません一部です。下記以外はメモしてませんでした)===

* Coolmint in Milk
* Cubanola
* PENT-UP HOUSE
* Over the Rainbow
* We Will Meet Again
* Centro Habana

今回の見所は2セット目の生田さんの演奏だったように思います。ピアノ好きでどうしてもそちらに目がうつってしまうということもあるけど、それをさっぴいてもやはり生田さんです。

印象的だったのがBill Evansの曲『We Will Meet Again』という曲。亡き兄にあてた曲という説明の後演奏してくださいました。Bill Evansといえば『耽美的』という言葉であらわされることが多いんです。生田さんはイントロのソロ演奏で湿っぽくなりすぎず、でも明るくもならずという絶妙な演奏で滑り出します。ソロで聴かせ、ピアノとフルートの絡みではしっかりとバッキングで支え、、、私の文章力ではどうしてもありきたりに聞こえるんだけど、聴いていて本当に感心しました。

そして、福留さんがおっしゃっていた『難しいんだよ』という『Centro Havana』。この曲ではさながら打楽器のように鋭く刻むピアノ。ピアノが揺れるぐらいの勢いで鍵盤を叩きます。これがその曲のコード進行とあわさり、スリリングな雰囲気を醸し出す。それがとても気持ちよかったです。