本日ニュースを見て衝撃を受けました。表題にも書いた、オスカー・ピーターソンが腎臓疾患のために死去しました。82歳だったそうです。
秋吉敏子を見出したり、小曽根真に大きな影響を与えたりと、日本人ジャズミュージシャンとの関係も深いものでした。
また一人、あの時代のJazzを盛り上げていた方がいなくなってしまい、寂しい限りです。なんだか今年は偉大なミュージシャンの訃報が相次いでいるようにも思えます。
彼との接点は意外に遅いものでして、ピアノでいうとビル・エヴァンス、ハービー・ハンコック、セロニアス・モンク、チック・コリアあたりを聴いた後でした。ジャズの歴史をなぞるように聴いていたのですが、オスカー・ピーターソンは聴かなかったんですね。(単によく知らなかっただけなんです、恥ずかしながら)しかし、ある日ジャズバーでオスカー・ピーターソンのことが話題になり聴いてみたところ、すっかりはまってしまったのです。技巧派になるのだと思いますが、とても印象に残る演奏でもあります。単に技術を見せるだけの演奏でないところが好印象でした。
最近遠ざかっていたんだけど、今日は彼のCDを聴こうかな。