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文章にする時間とパワーが残っていないので、ひとまずMindMapでまとめかけのものを掲載します。
前日は飲み過ぎたため、京都に行くことができませんでした。お目当ては表題の鞄です。9:30開店なんですが、売れ筋はすぐに売り切れるんだそうです。前日はワインを飲み過ぎたこともあり、早起きできず、断念したのでした。
さて、ここの鞄といえば遺産争いで2つにブランドが分裂してしまった状態なんです。かたや鞄のことを知らない元銀行員。かたや先代の社長。裁判を経て、元銀行員が社長に。しかし職人さんは元の社長が興したブランドを指示することになります。
とても気になるのがこの元銀行員の発言
* 『金さえあれば布は買える』
* 『かばんを作れなくたって、かばん屋の経営はできる』
* 『それにかばんを作れなくたって、かばん屋の経営はできる。ダイエーの林文子会長だって、ダイエーのことを隅から隅まで知っているわけではないでしょ。』
* 『職人がすべて信三郎側につくとは 私も考えていなかった。だから 再開のめどは今のところ立っていません。せっかく裁判に勝って会社を取り戻したのに 事業再開もままならない。そんな状況に 追い込まれているのです』
職人とは?技術とは?ということを考えながら上記発言を反芻すると、如何にひどいことを言っているかが分かる。
『伝統とか創意工夫とか職人さんの手仕事といった金で買えないものを金で分けてもらおう』
これが鞄を買う人の気持ちではないでしょうか。否、鞄に限らずありとあらゆるケースに当てはまるのではないでしょうか。
この発言が気になるのは、実は勤務先の(旧)経営陣がかつて言っていたことと告示しているからなんです。
* 『技術なんてあっという間に身につくものだ』
* 『技術はすぐに他社に追いつき、追い越せるものだ』
* 『QCDで一番大切なのはQです』といいながらDを優先するあまり、市場問題を出してしまうが、それを現場のせいにしちゃう。(注:QCDはそれぞれ品質、コスト、納期のこと)
結果、徐々にユーザからそっぽを向かれつつあるんだけど、その本質をみようとしていない。あげくの果てにリストラと称して技術者への退職喚起。そんな状況がこのお家騒動とオーバーラップしてならない。