小野リサは結構ご存じの方も多いんじゃないでしょうか。
ボサノバを中心とする楽曲をリリースしているミュージシャンです。
あるいは『ボサノバ風』と言った方がいいのかもしれません。
色々なジャンルの曲を彼女なりのアレンジで聴かせてくれるんだけど、それがゆったりしていてボサノバのテイストなんです。
さて、彼女のアルバムをはじめて買ったのが『Pretty world』。
発売されてすぐ買ったので、2000年購入ということになると思う。
当時はジャズやボサノバに浸り始めた頃で、とにかく知っている人のアルバムを買おうということでチョイス。
結果としては正解。
のんびり、ほんわか、暖かいテイストで聴き手を包み込みます。
なんとなく夏色なのはボサノバテイストだからかもしれません。
さて、『テイスト』という言葉を何回も書いてしまいました。
聴く人によってはボサノバと捉えると物足りないかも、と思うところもあるからです。
私見では、『ボサノバってのんびり、ゆったりした曲調がいいよね』と思える人にはすんなり受け入れられるでしょう。
そうではなく、『いっけん、のんびりしているように思えるけど、よく聴くとピリピリとした感じも感じられるかな』という人には物足りなさを感じるかもー思うのです。
僕は?というと、こういうボサノバもありだという考え方もあって、結構好きですね。