EOS 5Dその2

2日目には京都へお試しへ。
昨日も昼間だったので、夜景で試すべきだったのかも。

話は変わって、かつては50mmのレンズが『標準』だったらしい。
なんでも、特にレンズは高級品でおいそれと何本も買えないくらいの値段だったんだそうな。
しかも、ズームレンズというものがなかった。
そういう背景もあり発売されたのが50mmのレンズで、あるメーカがはじめたのがスタンダードになっていったんだとか。
(父親の世代はすでにズームレンズがあったんで、事実を歪曲して書いちゃってるかもしれません【汗】)

EOS 5Dになってから50mmだけ持って行ったんだけど、50mmが標準だった時代があったことをなんとなく納得。
『寄って望遠、引いて広角』という人もいるけとど、まさにぴったり。
(お散歩としては)1本でなんとかなるもんですね~。
ズームリングをまわす代わりに動き回らなければならないのがたまにきず!?
ズームですますより頭を使う気がしますね。
(もしかしたら構図に対するセンスが磨かれていくのかも)
ズームレンズより画質が良い気がするしね。

手軽に行けて雰囲気も好きな場所の1つが京都東山地区でして、今日はそちらで試し撮り。
RAWで撮り、付属ソフトであるDPP(Degital Photo Professional)で現像(Jpegファイルに変換)。
EOS 5Dでは新しく『ピクチャースタイル』という機能が追加されたけど、DPPにも追加されていました。
これは『風景』とか『ポートレート』といったモードを選択することで、それらにふさわしい色味や画像のシャープさを決めてくれるものです。
このピクチャースタイルは、使いこなしに要注意。

今日は全て『風景』を選んでいたのですが、これは色をより鮮やかに表現するモードなのですが、原色系…特に赤色は飽和しやすいようです。
お寺の朱色が真っ赤になってしまいました。
RAWの場合はあとからピクチャースタイルの変更が可能ですがJPEG撮影の場合は取り返しが付かないことになる可能性があります。

うまく使えば、フジのデジカメみたいに鮮やかな絵作りも可能かもしれないですねー。

[img_assist|nid=167|title=|desc=一部をトリミングした後、リサイズ。 絞りを開放気味にすると被写体深度が浅くなり、結果、紅葉を強調することができました。 まだまだ青々していますねー。 温暖化のせいなのか?ここ数年は不作です。 綺麗な紅色に染まるためには急激に気温が下がる必要があるためです。|link=node|align=left|width=213|height=320]

[img_assist|nid=168|title=|desc=なんとなく風情があります。 おいしそうですが、その分結構値が張ります|link=node|align=left|width=213|height=320]
[img_assist|nid=166|title=|desc=清水寺の入り口です。 ピクチャースタイルが『風景』だと朱色が真っ赤になり、飽和してしまいました。 スタイルのそれぞれの特性を十分に理解しないと失敗のもとになりそうです。|link=node|align=left|width=320|height=240]

EOS 5D

出張から戻ってくると、EOS 5Dが届いていました。
念願のフルサイズセンサー搭載のデジカメです。

フルサイズセンサーだと、ボケが大きくなること、特にズームレンズの焦点距離はもともとフルサイズのフィルム(及びセンサー)で使いやすいように設計されていることから待ち望んでいた次第。

発売日は予め分かっていたため、事前に有給申請、めでたく承認されたので堂々と休んで試し撮りをしに行きました。
面倒くさかったこともあり、50mmのレンズ1本で出かけました

なかなかいい感じです。
一眼レフカメラは機構上、シャッター音がするのですが小さい目に抑えられています。
次に前機種よりも階調が豊かに感じられました。
またISO感度をあげてもノイズが20Dより少なく感じられました。
これら3点はライブ撮影にピッタリです。
(サブ機になった)20Dではノイズはともあれ、シャッター音が大きいために迷惑になりそうだったため、ほとんどライブや演奏会では撮りませんでした。
#夏の終わりに撮った和太鼓もそうでした。

ボケは前述のとおり、APS機より大きいです。
これは表現の幅が広がる一方、撮影をより難しくする側面も持っていると思います。
シャッター速度を稼ぐあまりに絞りをひらくとピンぼけ写真を大量生産しそうです。

雑誌等のレビューを見ていると秒間3コマになったこと、AFポイントが中央寄りになっていること、シャッター音がチープであること、ピントのヤマがつかみにくい等が改善要望としてあがっているようです。

(個人的には使用用途が限られていることもあって、上記はほとんど気にならないんだけどね)
ともあれ、筆者の使用用途(旅行写真、スナップ、ライブ)だと、十分に満足できるできでした。
あとは腕を上げるだけ…
よーっし、海外旅行してじゃんじゃん撮るぞ~。

[img_assist|nid=163|title=|desc=20Dの試し撮りでもこの方を撮りました 比較すると同じ絞り値でも5Dのほうがボケが大きいです。 (換算)焦点距離の違いにより、5Dのほうが被写体に近づいて撮っているからかもしれません。 これまでと同じ感覚で撮ったら、この縮小写真で分かるくらい楽器までボケてしまいました|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=164|title=|desc=絞りをF5.6に設定したのですが、20Dよりボケました(写真では分かりにくいです) 表現の幅が広がる一方で、より撮影者のセンスや腕が問われるかもしれません。 ああ…個人的には右脳も左脳も鍛えなければ…|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=165|title=|desc=夕暮れ時だったためISO感度を上げて撮影しましたが、ノイズは目立ちませんでした。 広角のレンズも持って行けば良かった…|link=node|align=left|width=213|height=320]

手羽先×おひつまぶし=効率的な時間活用?

久しぶりに仕事で名古屋に行ってきた。
会社のそばには徒歩5分くらいでたどり着ける、おいしい店が何軒もある。
まず、いつも利用するビジネスホテルのそばにある『山ちゃんの手羽先』。
名物は手羽先。
少々多めのスパイスと濃いソースが手羽先に絶妙にマッチ。

次におひつまぶし。
お気に入りは『一富士』
表面は心持ちさくっとした食感だけど油がのっていい感じ。
そのまま食べ、わさびと薬味を入れて食べ、おすましを注いで食べ、お茶を注いで食べ…
一度に似て非なる味を楽しめます。

味噌煮込みうどんもたまりません。
『山本屋本店』というお店があるんだけど、そこでの名古屋コーチン味噌煮込みうどんがたまらないです。
名古屋コーチンの卵が濃厚な味で、八丁味噌とよくあいます。
食べた後にビール
シアワセな気分になれます。

こんな場所で会議をすると、なかなかうまく進みません【笑】
午後はまったりしすぎて『好きにして~』となりがち
いっけん早く会議は進行するけど、果たしてそれで良いのかどうかは不明…

ちなみに今回は仕事の打ち上げで手羽先、昼ご飯におひつまぶしでした。
あーおいしかった。
家のお土産に『虎屋』の『よもぎういろう』と『抹茶ういろう』を購入。
これはまだ食べていない。。。
きっとおいしいでしょう。

ああ、、、明日から少しの間、食事を少し減らそう、、、

『ワンセグ』

久々にニュースを見た。
なんでも携帯電話でどこでもテレビが見られるようになるんだとのこと。
デジタル放送だから、綺麗に映るんでしょうね。
サービス名称は『ワンセグ』と紹介されていた。

今後電車に乗ったらじーっと携帯を眺めている人が増えるんかなー。
筆者は携帯が嫌いなんで、電車内で触ってることはないかな。

タイフードフェスティバル

早速行ってきました。
タイフードフェスティバル。

『フード』なんて名前がついているけど、色々楽しめるように趣向が凝らされています。
筆者が思うに。。。

* タイフード(そのまんまですね)
* タイマッサージ
* タイダンス(北から南まで各地方のダンスを披露)
* ムエタイ
* 民族音楽
* タイ行往復航空券の提供
* タイミュージシャン(アイドル!?)

がまず思い浮かびます。

その他、

* タイ映画(マッハ)
* タイ製品やCDなど

といったところも楽しみどころではないでしょうか。

まず、タイフードについて。
感じ方は人ぞれぞれだと思います。
何しろほとんどの人が食べたりすることがないから。
しかも、味付けは日本のそれとは随分違う。
臭いは独特で、かつ強いもんだから、初めて食べる時、結構びっくりする。
それでも(!?)人気は(!?)トムヤムラーメン【汗】
タイ料理と言えばトムヤムクンに代表されるすっぱからいスープなんでしょうか。
(ちなみに『クン』はエビのこと)
筆者は遠慮してグリーンカレーを食べました (^^;;
結構おいしかったー。

次に楽しんだのがタイダンス。
北から南まで、ホント色々な踊りがあるもんです。
バンコクで見たのは(当然!?)バンコク近辺に伝わる踊りが主なわけで、なかなか興味深かったです。

最後にアイドルについて。
いわゆる『Tポップ』は詳しくないんだけど、興味はあります。
聞いているとどこか懐かしい響きがあります。
あと、個人的に感じるのは妙に明るくてノイズィなこと。
音の使い方が荒削りだからそう感じるのかもしれません。
日本にはない感じのポップで、なじみやすいかもしれません。

さて今回出演していたのは『Nam Fon』(ナムフォン)と『Wan』(ワン)という女性お二人。
なんでも『グラミータイランド』所属でタイでの人気も高いんだそうです。
秋に気配を吹っ飛ばすような熱気でした。
特にタイ人の熱気がすごい。
黄色い歓声があがったり、ビールでいい塩梅になったおじさんが踊っていたり。。。

ステージが終わったら、記念撮影をしている人が沢山いました。
タイに詳しそうな青年が何回もツーショット(スリーショット!?)で撮影してるのにはちょっと閉口したけれども…

タイのライブは結構フレンドリーで、現地でも親しい友人のように記念撮影をしたりしています。
友人はかつて『ベンツ』という(車じゃないですよ)ミュージシャンを写真に撮っていました。

さてさて、そんなこんなであっという間の数時間でした。
タイに注目している人が多いのか?はたまた天王寺公園への入場料150円で楽しめるところが家族サービスとして受け入れられているのか?そのあたりは不明ですが、とても人が多いです。
特に昼を過ぎると『まともに歩けないやん』というくらい。
友人たちは特に人混みが苦手だということもあり、めっちゃ混む前に(降参して)逃げるように天王寺公園をあとにしました。

話は変わるけど天王寺公園には(何を隠そう!?)美術館があります。
今は『ミラノ展』なるものが行われています。
別の日ですが、行ってきました。
個人的には美術館はほとんど一人でいきますね。
人それぞれペースがあるんで、気を遣うあまり絵に集中できないのは嫌なもので…
この展示で一番有名なんは、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵です。
絵とはいっても『最後の晩餐』のために練習として描かれたデッサンなんです。
主人公であるキリストの表情を練習として描いたものなんですね。
彼は科学の分野でも芸術の分野でも一流だったことは間違いないと思うんだけど、そんな人でも練習してたんだと思うと、ちょっとほっとします。。。

[img_assist|nid=187|title=|desc=ちょっと微妙なパンフレット(失礼!)|link=node|align=left|width=230|height=320]

[img_assist|nid=185|title=|desc=トゥクトゥクが置いてありました。 きっと店の宣伝用なんでしょう。 バンコクではよく見かけますね。|link=node|align=left|width=213|height=320]

[img_assist|nid=183|title=|desc=これはイサーン(東北部)の方に伝わるものとのこと。|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=182|title=|desc=マーシャルアーツですね。 技術で魅せるというよりは、笑いを誘うショーという感じでした。|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=184|title=|desc=屋台の様子。 人がとても多そうでしょう。 実際、多かったです。 タイの人が見たら値段にびっくりするかもしれません。|link=node|align=left|width=320|height=240]

[img_assist|nid=186|title=|desc=左手がNam Fonさん, 右手がWanさんです。 すみません。 筆者はターターヤングとチャイナドールくらいしかちゃんと知らなかったので、あまり感動はありませんでしたが(すみません)現場の熱狂ぶりは普通ではありませんでした。|link=node|align=left|width=320|height=240]

嵐山音楽祭

[img_assist|nid=188|title=|desc=|link=node|align=left|width=320|height=240]

嵐山音楽祭なるものを観に行ってきた。
京都の大学生たちが結成しているバンドがジャズを演奏するというものだった。
ジャズといっても色々な種類があるけど、この日はスウィングがメインだった。
みんななかなかうまい。
キミたち、本当に大学生なの?
ちゃんと勉強してる?って心配したくなるくらいうまかったです。
彼らも観客もいい思い出になったんじゃないでしょうか。

9連休はおあずけ!

結局仕事を片付けることができず、、、9連休はあきらめました。
あとは、9連休に海外旅行に行こうと思っていたんだけど、準備不足により行ける状態じゃなかったという理由もあります。
個人的に次に活きたい国は台湾かドイツ。
バラバラといえばそのとおり。
アジアに行くとヨーロッパの建物が恋しくなり、ヨーロッパに行くとアジアの雰囲気が恋しくなるという具合です。
ともあれ、うまく時間を作って、10月の連休に行きたいと思います。
時間が短いので、台湾にしようと思っていて、色々調べ中ですー。

続き~ニューシネマパラダイス

良い映画というのは、多かれ少なかれ印象に残るシーンや台詞がありますよね。
そして、心の中にしまったり、実生活のお手本にしてみたり…

ニューシネマパラダイスは表面的に切り取れば、映画にはまっている陽気な人たちと主人公が描かれた『映画に対する愛』の物語です。
でも、深読みすれば色々考えさせられる映画でもあります。
例えば冒頭に映し出される、主人公の母親が住む家の窓から見えるシチリアの美しい海。
先の書き込みで少し触れたけど、主人公は映画を作る夢を叶えるべくローマに行くんです。
夢ゆえに困難や苦しみもあるはず。
シチリア島という小さな世界から外に飛び出した通り道でもある。

この伏線はやがて映画技師『アルフレード』の台詞が発せられるシーンにより明確になる。

『人生は、お前が見た映画とは違う。人生は、もっと困難なものだ。行け・・・ローマに戻れ』

そう、映画と実際の人生は違う。
映写室の小窓から覗き見た映画は、本当の人生ではない。
トトは映画を見すぎた。
現実を生きろ。
そして自分のすることを愛せ。
映画ではなく現実の人生を愛せ。

久々に見て、そんな言葉が頭を駆けめぐり、ほろっとしてしまいました。

Nuovo Cinema Paradiso~ニューシネマパラダイス

好きな映画は色々あるけれども、そのうちの好きな1本が表題のニューシネマパラダイス。
トトという映画好きの子供が映画に触れながら成長していく様子を描いています。
映写室に入り浸る日々を過ごしていくうち、いつしか映画監督になることを夢見ます。
その夢を叶えるべく生まれ育ったシチリア島を後にし、ついに夢を叶えてシチリア島に戻ってくるという、、、ごくごく簡単にいうとそんなお話。

映画館はシチリア人(イタリア人)らしくとても陽気な立ち振る舞いの観客が集まってくるんです。
しかも結構濃い。
ストーリーを大声で解説する人、大いびきをかきながら寝ている人、その寝ている観客にイタズラする人…
そんな濃い人たちが集まっていながらも映画を観ながらのリアクションを共有している。
悲しいシーンは皆で泣き、楽しいシーンは皆で笑う。
映画館の名前を『パラダイス座』というんだけど、その名前にふさわしい光景です。

シチリア島に戻ってきたのは小さいときに入り浸っていた映写室で映写技師として働いていたアルフレードが亡くなったから。
形見として残されたのは上映できないシーンを切り取ったフィルムをつなぎ合わせたものでした。
映写すると、、、キス、、キス、、、キス、、、

この映画の魅力は人それぞれあるだろうけど、筆者としては音楽の魅力もあげたい。
エンニオ・モリコーネという方が担当したんだけど、この人の音楽がたまらないです。
有名なのは『荒野の用心棒』なんでしょうか。
その他にも『海の上のピアニスト』とか。。。

全く話は変わって、今日見たテレビでイタリア好きが高じて『駅前留学』からイタリアへホームステイをするに至った女性が映し出されていました。
その番組は今日が最終回で、これまでの主立った出来事や取り上げた話題を振り返るというものでした。
そのうちの1人がイタリア語に目覚めた女性でした。
『駅前留学』での会話は筆者でも分かる簡単なものでした。
『自力でそのレベルに到達できるけど、そういうところで勉強する人もおるんやなあ』と漠然と見ていたんです。
そこからが彼女と筆者とで根本的に違っていた。
ホームステイをすればもっと上達すると信じてイタリアに行ったけど、現実は厳しかった。
『現実は厳しい。身の程知らずだった。これからが不安だ』
映像はそこで終わっていた。
そして後日談ととして『愛・地球博』イタリア館の説明員として働いているとのこと。
大したものです。
番組の性格上、過程がありませんでしたが、きっと辛酸を嘗めたことでしょう。

その彼女がイタリア語に目覚めたのがこのニューシネマパラダイスでした。
思わず、久々に筆者も観たのでした。

小野リサのアルバム3枚購入!

とうとう、というかようやく小野リサのアルバムを買いました。
買ったのはおそらく最新の『ロマンセ・ラティーノ』というものです。
3枚を1枚ずつバラ売り、ファン泣かせですよねぇ。
仕事が落ち着いたと思ったのもつかの間、、、
結構忙しい…

よって、聴けるのはもうちょっと先になりそう。