音楽は評論ではなく解説できるようになりたい

音楽のことを書くと、どうしても評論・批評じみたことが多くなるけど、できれば解説できるようになりたいなと最近じんわりと感じています。
まま、批評は止まらないのだろうけど。

解説できるということは、人一倍理解して考察して洞察するということが必要ではないかと思います。音楽に関していえば、その人のベースにあるものあるいは歴史、音楽に対する考え方など、極端なことを言えばその人を理解してこそ表現手段として紡ぎだされる音楽が理解できるのではないかというのが当方の考え方。評論や批評は表面的に分かってさえいればできるもの。解説はそうはいかない。CDについているライナーノーツ1つとっても説得視力のあるものはミュージシャンのことをよく理解していることがにじみ出ている。

さて表現する人たちからすれば観客がどう受け取っているのかはとても気になるものだから仕方ないけど、ライブに行くと感想を求められたりすることがあるけど、かなり困ってしまう。結局良かったところを言うしかないのだが・・・

話は少し横にそれてiPhoneの話へ。iPhoneの好調によってすっかり有名になったApple。しかし、かつてAppleはNewtonというモバイル機器(厳密にはPDA)を出したことがありましたが失敗しました。手書き認識が優れていたのですが、大きさと値段がネックになったのかもしれません。(当時の技術では、あれもこれもという要望を実現するには大きく高価にざるを得なかったのかも)

iPhoneはご存知のとおり手書き認識ではなく、タイプライターのようなソフトキーボードにより入力するし、専用のペン(スタイラス)を使う必要もなく、Newtonとは全く異なるといっていいと思います。

例えばお客さんのアンケートをとって、要望の重み付けをして実現していくようなスタイルをとったら、iPhoneは作れなかったでしょう。そんなことをしたら、Windows Mobileのような商品ができあがったのかもしれません。Apple自身が考えに考え抜いた結果、iPhoneができあがったと言っていいのかなと思っています。

さて音楽の話に戻すと他人の意見より、まず自らがステージを振り返ることが一番重要なんじゃないかというのが私見。お客さんの意見は参考になるかもしれないけど、時として考えることに対する障害にもなります。アンケートに頼りすぎると、時として自分たちが進む道を誤るかもしれないし、お客さんを見ないで開発すると暴走に繋がりかねないし、そのバランスが重要だというきわめて当たり前なところにいきつく点に似ています。

従って、音楽の場合は、反省会という名の自己レビューが重要なんじゃないかなあ。そしてライブなんだから、ヘタウマの分析よりも、観客が満足したかどうか?しなかったのなら、どのあたりに要因があったのかを分析してみるのがいいんじゃないかな。もちろん、そこにはパフォーマンスがどう人の心理に影響するか?どのパートのどんな演奏が人の心を乗せたのか?を分析できなければいけないのだけれども。間違っても、アンケートをとってもそんなことを回答してくれる観客はいません。

私の中ではアンケートにこたえるということは、バックボーンを知った上で自分なりの解釈をしたうえで、気に入ったところを伝えたいと思うのだが、そんな境地には至りません。

嗚呼、音楽って難しいね。

遅ればせながらiOS4.0をインストール(そして脱獄行為…)

[img_assist|nid=827|title=iOS4.0(ホーム)|desc=iOS4.0のホーム画面です。 以下の点が純正(非脱獄)ではできません。 上部ステータスバーにメモリ残量が表示されています。 右下に白い楕円形がありますが、スクロールバーになります。 スクロールバーはスクロールする画面(部品)にあらわれます。 Dockには5つのアプリが登録されています。(純正は4つまで)|link=node|align=left|width=320|height=480]

ようやくiPhone 3GSへiOS4をインストールしました。

インストールがこの時期になったわけは一言でいうとなかなかまとまった時間がとれなかったためです。「普通に」アップデートした場合でも、3時間くらいかかります。厳密に言えば、インストールそのものは30分もあれば終わると思われます。Windows Mobileやいわゆる「ガラケー」やら「ガラパゴス携帯」と揶揄される国内メーカの携帯ではメールや写真・アドレスの移行はなんとかなるが、設定の引き継ぎはできません。iPhoneではiTunesがよくできていて、設定も引き継いでくれます。よって、比較的簡単に移行できるのです。

じゃあ、まとまった時間がなくても移行できるじゃん、という話になる。もちろん、大半の方の場合は30分くらいなのだが、こちらは「Jailbreak」やら「脱獄」と言われることをしているがために短時間では済まないのである。更に言えば、2時間くらいは音楽や写真のiPhoneへの移動に費やされます。特に音楽は曲数が2000曲ほどあること、NASに保存していることから余計に時間がかかってしまいます。

[img_assist|nid=828|title=iOS4.0(設定→ネットワーク)|desc=テザリング画面も出てきます。 必要なファイルがiPhoneに設定できていれば、テザリングできるようです。|link=node|align=right|width=320|height=480]

アップデート前はiPhoneOS3.1.2、アップデート後のバージョンはiOS4.0です。最新はiOS4.0.1なのですが、「脱獄」に関する情報がなかったこと、マイナーバージョンアップにとどまっていることから安全な方向に倒しました。

手順は一言でいえば、「脱獄」済みのiPhoneを準備し、正規版のiOS4.0に「脱獄」のためのパッチをあて、それを使ってアップデートするというもの。

こちらの場合は既にネットに転がっている情報とは若干状況が異なっていました。どうやら「脱獄」したiPhoneをiOS4.0にアップデートすると、3G回線を掴まなくなる、つまり圏外の状態になってしまうという問題があるらしく、深く調べずに作業を進めた結果、この現象の解決に時間をとられました。

ネットを見る限り、「ネットワークの設定をリセットする」「工場出荷状態の設定にリセットする」ことにより解決するとの情報しかなかったのですがこれでは解決せず。

[img_assist|nid=829|title=iOS4.0(脱獄による拡張)|desc=上部ステータスバーを左右どちらかの方向になぞると画像のような画面が表示され、ワンタッチで設定の変更ができるようになっています。|link=node|align=left|width=320|height=480]

アップデート前の「脱獄」(つまりiPhoneOS3.X.Y)を同じツールで作っても解決せず。あれこれ試した結果、「アンロック」を行う「Ultrasn0w」をインストールすることにより解決しました。結果として(まだ試していないけどおそらく)海外の事業者が提供するSIMカードを使って通信できるようになったようです。タイでもそのまま使えそう…いいこっちゃ。話題は脱線するけど、「海外で使い放題」のCMをよく見かけますが、タイに関していえば、使い方によってはとって〜〜〜〜〜も割高です…

iOS4.0に対しては「脱獄」した甲斐があったと思わせるツールがいくつかあるのですが、対応していないものもいくつかあるようで、インストールには事前に調べる等注意が必要です。Debianパッケージに記述するバージョンはiOS4.0でも対応していることになっているけど、実は動作しないというものもあるのです。ツールによってはiOS4.0の再インストールを余儀なくさせられるものもあるからです。そもそもiPhoneOS2.XからiOS4.0にになって随分使い勝手がよくなり、こんなことをしなくても大分満足できるようになったと思います。

それでも「脱獄」しちゃうのはこんな背景が…

* iOS4.0のアプリをバックグラウンドで動作させる作法に従っていないアプリでもバックグラウンドで動作させたい。
* 数分の着信音を設定したい。
* プリセットとはことなるメール着信音を設定したい。
* カメラのシャッター音変えたい/消したい
* 特定アプリがどれくらいメモリを使っているのか知りたい。

[img_assist|nid=830|title=iOS4.0(脱獄して入れられるソフトたち)|desc=脱獄しないと入れられないソフトたち。|link=node|align=right|width=320|height=480]

ちなみにカメラのシャッター音は(多くの携帯電話で)許せないんですね。カメラだから、人が撮ったことを知るにはカメラのシャッター音を鳴らせばいいという安直な発想。しかもフィルムの巻き上げ音等本当に下品なんですよね。携帯電話にはレフ版もシャッターもフィルムもないんだから、電子音でいいじゃないかという考え方です。

iOS4.0になって使用するメモリが増えたらしいですが、少なくとも通常に操作する分にはより気持ちよく感じられるようになりました。画面のアニメーションがより滑らかになったようです。アプリの起動時間にも差は感じられません。唯一、iPhoneOS3.1.2の「脱獄」版と比較すれば、ユーザが使えるメモリが減った分同時に起動できるアプリ数により制限がかかるために使い勝手が落ちたと感じられます。しかし、トータルでは使いやすくなったと感じるのでよしとしよう。

永く愛して使える筆記具を買おう

[img_assist|nid=820|title=カランダッシュペンシルの外箱|desc=綺麗な外箱です。|link=node|align=left|width=320|height=240]

当方、筆記具マニアや文房具マニアではないのですが、少々(!?)高くても永く・飽きずに使える筆記具を買うようにしています。もともとは4, 5年くらい前の万年筆ブームに乗っかってパーカーのソネットとペリカンのM800を購入したのがはじまり。

万年筆と言えば、小学生くらいの頃、メーカは失念したけど学習ドリルの付録というか、契約の特典として万年筆がついていて、そちらを少々使ったことがありました。付録なので当然質の良いものではなく使い心地がいいかどうかも分かるほどの年齢ではなかったため、「使いにくい筆記具」という先入観だけがすりこまれたのでありました。

そしてブームに乗って万年筆を購入してすっかり虜に。筆ペンのように線の強弱、インクの濃淡によって、より表情豊かに、そしてボールペンやペンシルのように力を入れずに楽に書ける点が気に入った点でしょうか。

[img_assist|nid=821|title=カランダッシュペンシルの化粧箱|desc=カランダッシュ社ペンシルの化粧箱です。 綺麗な赤色です。|link=node|align=right|width=320|height=240]

あと、痛切に感じるのが後輩に憧れられる存在でしょうか。仕事ができたり、尊敬されたりというのが重要なのはいうまでもないですが、そういう視点で見れば、筆記具はいいものを使いたいと思うのです。あれだけ仕事ができるようになったら、あんな筆記具が似合うんだと。もちろん、使っている本人としては、使い心地な表題のように永く愛して使える筆記具を使いたいという欲求もあります。

そんな視点でまわりを眺めてみると、永く愛して使えそうな筆記具を使っている人って本当に少ないです。最近はどんなシチュエーションでもメモがとれるような軽くて使い勝手の良いノートPCが出回っているからかもしれません。もっともこれはうちの勤め先だけかもしれませんが…

[img_assist|nid=822|title=カランダッシュ社ペンシル|desc=|link=node|align=left|width=640|height=384]

日本の筆記具は本当にコストパフォーマンスがよく、性能の良いものが安く手に入るのでそれらを使用するのも良いですが、1本くらいは持っておきたい。特に感じるのは、商談など客先での打ち合わせで出す筆記具はいいものを使いたいですね。当方の勤め先では部長でも打ち合わせで200円くらいの筆記具を取り出したりするのでずっこけそうになります。部長でもそれくらいの筆記具しか買えないのかな・・・と一抹の不安を感じたりも【笑】

そんなこんなで、自分自身へのご褒美として「ペンシル」を購入しました。(実は万年筆は予約したのですが・・・そちらについては手元に届いたら別途書こうかと)

[img_assist|nid=823|title=カランダッシュ社ペンシル|desc=シンプルかつ綺麗な外観です。書き心地も良いです。|link=node|align=right|width=320|height=240]

多分、筆記具に興味がない人には聞いたことがないメーカかもしれません。「カランダッシュ」というスイスのメーカです。これまでPDAのスタイラスのかわりにボールペンのかわりにスタイラスを挿すことを想定して、「多機能ペン」を使っていたのです。1本で黒と赤のベールペンとペンシルが使えるというものです。こちらは便利なのですが、機構上どうしてもペン先が僅かに斜めに出てくるんですね。これが気になって仕方がなかったことと、今では別でボールペンを持っていることから、いったん隠居してもらおうということに。

写真でお分かりのとおり鉛筆のように六角形になっているのですが、これが持ちやすいです。おそるべし鉛筆です。ただし鉛筆よりわずかに直径が大きくなっていて、大人の手に馴染みやすいようになっていますね。

[img_assist|nid=824|title=カランダッシュ社ペンシルのキャップ|desc=カランダッシュ社のペンシルをキャップ側から撮ってみた。|link=node|align=left|width=320|height=240]

替芯は日本では珍しい0.7mm。この太さのおかげなのか、カランダッシュの替芯が素晴らしいからなのかはまだ分かっていませんが、力の加減で線の太さのコントロールをしてメリハリのある字が書けますね。もしかしたら鉛筆でもそうだったかもしれないけど、しばらく鉛筆を使っていないからその感覚を忘れてしまっています。試しにこれまで使っていた0.5mmのペンシルで試してみましたがさほどコントロールできませんでした。もっとも0.5mmではより小さい字で漢字が書けるので、そういった点でメリットがあるかもしれません。

外感はシンプルだけど、品格があります。こちらの3倍ほどの値段がついていたモデルは銀でできていてもう少し光沢が抑えられていていい雰囲気だったのですが、素材の特徴によりマメに手入れをしなければならなさそうだったこともあってこちらにしました。

商品は厚手の紙の箱に入っていて、取り出すと上品な化粧箱が出てきます。個人的にはほとんど化粧箱を使うことがないので、ちょっともったいないかも。

[img_assist|nid=825|title=試し書きしてみる|desc=いくつかの筆記具で試し書き。 愛があるからといって、綺麗な字で書けるとは限りません【涙】|link=node|align=left|width=320|height=240]

USBハブがノイズを拾う

しばらく10ポートのUSBハブをMacに接続して使用していたが、1点当方の使用方法では問題があることが分かりました。普段Macを使用しない場合はスリープさせているのですが、ある日から勝手にフリープが解除されるという現象が頻繁に発生するようになったのです。

ネットで調べてもこちらの原因に結びつく情報あんまりないみたい。おおむね、以下のような感じである。

* システム環境設定→省エネルギーでスリープ解除する設定をしているんじゃないの?
* システム環境設定→省エネルギーでネットワークアクセスでスリープ解除にチェックを入れているんじゃないの?
* システム環境設定→Bluetoothに登録されたデバイスの詳細設定にてBluetoothデバイスがスリープを解除することを許可にチェックを入れているんじゃないの?

確かにソフト要因の場合は上記が最も原因と考えられるんだろうけど、ハード要因は分かりにくいせいかあまり情報はない。ひとまず“コンソール”というアプリで“診断および使用状況メッセージ”を表示させてみる。

10/07/04 13:04:25 configd[13] Wake: Success – AC 96 – EHC2
com.apple.message.domain: com.apple.powermanagement.wake
com.apple.message.signature: Success
com.apple.message.uuid: 79677780-B315-4E1C-A64F-5E3FCE604C61
com.apple.message.result: Success

こんな感じ。“uuid”はまちまちなのでおかしいなーと思っていたのですが、ある日部屋の電気をつけた瞬間、Macが動き出してびっくりとともに、『これかあ〜』と納得した次第。

根本的な解決方法はUSBハブを他の製品に交換するしかないみたい。だけど、どれが良いといった情報はなさそう。。。いちかばちかで、他社の製品を購入してみるしかないのか!?

雨の日は家でお仕事

普段、週末は家で仕事をすることがないようにしているのだけれども、今年はひとまず雨の日の半分は家で仕事をすることにしました。

理由は簡単。世の中がコンピュータにより何かと便利になっているにも関わらず、仕事に関してはどう考えても20年くらい前のイノベーションから変化していない気がしてならない。もう何でも人力。せいぜい、Excelをそれなりに活用しているのがマシな点か!?

例えば、仕事がどれくらい当初日程より遅れたり進んでいたりするか?について、人力で管理していたり、酷い場合だと管理すらしていなかったり…極小プロジェクトならそれでも良いが、巨大かつ複雑なプロジェクトなら管理や集計には極力人力は使いたくないし、それよりその状況分析に時間をかけたいはず。実際、不必要に人力(=カネ)がかかっていたりします。

そんな状況を改善すべく、雨の日にコンピュータにより仕事をさせるべくシステム構築中…
※細かいことを書くことができないのが残念。

ひとまず、1つのテーマについてはRuby On Rails上で動作する最低限のモノができあがったので、今週、職場の人たちにはお披露目でき、不要な仕事も減るはず。見せればきっと色々要望が出てくると思われるが、Ruby On Rails上に構築したことにより、短期間で対応できるはず。

どんな反応が起こるか、ちょっぴり楽しみです。

それにしても、Ruby On Railsの生産性はすごい。なおPHPはRailsより生産性が高いフレームワークがあるかどうかは分からない。PHP自体、その仕様を知らないもので・・・更に良いフレームワークがあるかどうかは考えないようにしています【笑】

045-277-55○○ にご用心(不動産投資会社からの愉快そうな電話)

今日、携帯電話に知らない番号から電話がかかってきた。それが、表題にある番号なんだけど。

知らない電話には滅多なことでは出ないほうなので放置。後で検索したら、不動産系の会社らしい。

トップにひっかかるのは、かなり品の悪い勧誘に遭ったという話ばかり。

どうもCMとかでも見かける21世紀系らしいけど、私自身が勧誘に遭ったりしたわけではないので、これ以上は具体的には書かないけど、気をつけましょう。

どうやらひどい場合は毎週のように電話がかかってくるみたい。今度、電話がかかってきたら、いじめてみよう・・・

mixiアプリを作成中…

とうとう関西も梅雨入り。

せっかくの週末なのに、外出をためらってしまうような天候。そこで、iPhoneアプリを作ってみることにした。もっとも、実際のところ、iPhoneアプリを作成するために使用する開発環境“Xcode”までは手がまわらなかったのだが。

iPhoneアプリの題材としては何でも良かったのだが、どうせならよく使うモノを作ろうということで、mixiを自分好みのレイアウトでブラウズするソフトにした。素人が作ることを考慮しても敷居の低い題材と思っています。

端的にいえば、mixiから出力されるHTMLをiPhoneが提供している部品に流し込めば良い。いくつか若干難易度が高そうな処理があるけど、まあ、なんとかなるだろう。全体的におおむね難易度が高くないということは、やる気が持続するということ。

mixiが度々問題になるのは、mixiは度々レイアウトを変更するということ。これにより、ユーザの使い勝手が良くなっていくのかもしれないけれども、アプリは特定のレイアウトを期待した実装になっているので、レイアウトが変われば正しく表示されなくなります。そこで“OpenSocial”という技術でなんとかならないかなと調べていたけど、どうも私の用途には合わないようだ。ごく簡単に言えば、欲しい情報をJavaで記述すれば良く、HTMLのように扱う情報にレイアウトが含まれているわけではないのでアプリ作成の視点では楽なのです。

しかしながら、mixiにおいては“OpenSocial”は“mixiアプリ”で使用することを前提にしているようで、mixiアプリを配置するためのサーバを配置しなければならなかったりで、ちょっと用途に合わないことが分かりました。そこで、泣く泣くレイアウト変更の影響を受けるHTMLを扱うことにしました。

HTMLを扱う上で重要なのは、必要な情報を見つけ出す処理。HTMLはレイアウト情報と実際に必要となる情報とが渾然一体となっているので、後者だけ収集しなければなりません。そこで正規表現なるものを使用することにします。詳細は [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E8%A1%A8%E7%8F%BE 正規表現 – Wikipedia] を確認していただきたい。

正規表現にも方言があるようです。後々に理由は記述しますが、[http://limechat.net/cocoaoniguruma/index_ja.html CocoaOniguruma] を使用することにしました。

一般的にはiPhoneで [http://regexkit.sourceforge.net/RegexKitLite/index.html RegexKitLite] を使うみたいです。でも私の場合はいきなり、iPhoneアプリで正規表現を使ったアプリを記述するのは効率が悪いので、使い慣れた“Ruby”でテキストを抽出することに。

Rubyは正規表現として“Oniguruma”を使っているので、Rubyで確認した正規表現をそのまま使うにはiPhoneで動くOnigurumaがあれば良いのですが…探したらあったのです。それが前述の [http://limechat.net/cocoaoniguruma/index_ja.html CocoaOniguruma] だったのです。素晴らしい。

で、早速ニュースやら最新日記のなどのタイトルや投稿日時などを抽出する正規表現を書いてみたところで一日が終わりました【汗】

つたないソースですが、ニュースの一覧を表示するRubyスクリプトを貼付けておきます。


#!/usr/bin/ruby
# -*- coding: utf-8 -*-

require ‘kconv’
require “jcode”

$KCODE = ‘utf-8’

f = open(ARGV[0])
s = f.read
s = s.toutf8
s.gsub!(/\n/,”)
f.close

while s =~ /

.*?(.*?)<\/a>(?:)?<\/p><\/td>.*?

(.*?)<\/a><\/td>.*?

(\d{2}).*?(\d{2}).*?(\d{2}).*?(\d{2})<\/td>.*?<\/tr>(.*)/m do
date = $5 + ‘/’ + $6 + ‘ ‘ + $7 + ‘:’ + $8
puts “date=#{date}”

id= $1
media_id = $2
title = $3
news = $4
s = $9
puts “id=#{id}”
puts “media_id=#{media_id}”
puts “title=#{title}”
puts “news=#{news}”
puts ‘———————‘
end

引数に予めmixiから取得したニュース一覧を指定します。
例えば、“注目のピックアップ”なら http://news.mixi.jp/list_news_category.pl?id=pickup&type=bn をブラウザ等でダウンロードしておき、それを指定するのです。

結果は以下のようになります。

date=06/13 20:11
id=1241489
media_id=20
title=「はやぶさ」カプセル分離に成功、大気圏突入へ
news=読売新聞
———————
date=06/13 19:44
id=1241470
media_id=88
title=北陸地方が梅雨入り〜気象庁
news=日テレNEWS24
———————
date=06/13 19:03
id=1241446
media_id=4
title=SFCGから手数料3%徴収=買い戻しで出資法抵触の疑いも−振興銀検査妨害
news=時事通信社
———————
: 《もっと続くのですが省略》

上述のRubyスクリプトにてwhile文で使用している正規表現文字列を、iPhoneアプリでは [http://limechat.net/cocoaoniguruma/index_ja.html CocoaOniguruma] に渡してあげれば良いはず。

まだまだ時間がかかりそうだけれども、梅雨が終わるまでにはなんとか形にしてみようかと思います。

最近の通勤後のお供〜ありがとう浜村淳です

最近、iPhoneで[http://radiko.jp/ Radiko]をサポートするアプリが出てきた。簡単にいうとiPhoneでAM/FMラジオが聞けるようになるのです。

いろいろと技術的以外の観点で問題があるようで、位置情報をチェックして、その地域で聞けるはずの放送のみ聞けるようにしていたり、あくまでこれは実験という位置づけだったり。

ラジオというのは非常に古い媒体だけど、音声のみというところに例えば最近話題の3Dテレビでは実現できない魅力もあるわけで。

懐かしく聞いているのが『[http://www.mbs1179.com/arigato/ ありがとう浜村淳です]』という関西の番組。関西に住んでいる方以外は知らない人も多いと思うけど、この人のしゃべりは本当に凄い。ラジオだからこそ引き立つ話術を持っています。上岡龍太郎のしゃべりの師でもあるので、もし上岡龍太郎を知っていたら、どんな話術なのかは想像しやすいかもしれない。

映画の紹介をしてくださったりもするのですが、あまりに素晴らしく想像力がかき立てられる話術のため、ほどほどの映画だと行かなくても満足しちゃった・・・と思えるくらいです。更には結末まで克明にしゃべってしまうこともあるのでなおさらです【汗】

8時開始でその頃には仕事場にもう着いているのですが、その日にやることを整理しつつ聞いています。この時間帯は時事について話をしていて、時には朝から耳を塞ぎたくなるくらい酷い事件も話題になるのですが、それを覗けば前日や最近起こったことをほどほどに短く、楽しく整理するのに役立っています。

聞くのは学生の時以来。通学に片道1時間くらいかかっていたのでラジオ付きのウォークマンで聞いていた気がします。懐かしい…

朝日が昇る、旅立ち、出発、カピルス

先日、仕事の打ち上げを行った。

私がジャズ好きということを知っていた先輩社員が行きつけのジャズバーに連れていってくださったのでした。連れていってもらったのは、『カピルス』というお店。曾根崎にあるお店でした。

残念ながら生演奏は土日のみということで、店内にはとりためたとおぼしきジャズが控えめな音量で流れていたのでした。会話が弾むとほとんど聞こえないくらいの音量。ジャズを楽しむためではなく、お店の雰囲気づくりのためだと思われます。流れていたのはスウィング系とフリージャズみたいで、知らない人が聴いたらBGMにしかならないのでは。
お店としてもそういう選曲をしているのでしょう。

お店の立ち位置は微妙で、ジャズバーと言われたらそうかもしれないし、スナックといわれたらそうかもかもしれない。

女の子と会話をするのが目的というお店は好きではないけど、このお店のママさんは教養が感じられ、楽しく過ごせました。そのママさんが命名したのが『カピルス』。意味を尋ねたら、サンスクリット語で『朝日が昇る、旅立ち、出発』という意味なんだそうです。

また先輩に連れられて行ってみようかなと思っています。

[http://www.kapirusu.jp/index.html 大阪・梅田・曽根崎のスナック・ラウンジ・ジャズバー・ピアノバー[カピルス]名物ママによる無料運命鑑定も]
http://www.kapirusu.jp/

iPhone故障…修理に出す

[img_assist|nid=812|title=新しく購入したiPhoneジャケット|desc=プラスチックに牛革を圧着したジャケット。 牛革オンリーよりも薄く、比較的丁寧な仕上げで気に入っています。|link=node|align=left|width=320|height=240]

iPhoneが故障してしまいました。

現象はボリュームキーとマナーモードスイッチが効かなくなってしまったのです。原因は落下させてしまったからなのですが・・・ちょっと運が悪かった。

訳あってアップルではなく、修理代行業者にお願いした。修理にかかった時間は2時間。値段はそれなりだったけど、特急料金と理解し、納得することにした。

これまでプラスチック製で、表面を光沢のある樹脂を蒸着させたような『ジャケット』を使っていたのですがこれがとても滑る。

そんなわけで、大手量販店でジャケットを物色。シリコン製は誇りがつきやすかったりへたると素材が伸びたりするので候補がはずし…表面が滑りやすい加工をしたプラスチックも候補からはずし…なかなかいいのがないなーと思いながらながめていてふと目についたのが革製のジャケット。その中でも購入したものはプラスチックに牛革を圧着したものです。赤い部分はエナメル加工(!?)をしているので少々滑りやすいけどプラスチックほどではありません。

真ん中の黒のラインはシボのある加工。パッと見たところ、革っぽくないんだけれども、ちゃんと革の独特のにおいがしています。

革とプラスチックは圧着加工をほどこしているのですが、完全に一体化しているように見えます。うん、気に入った!あとは、これで落下事故がなくなるといいな〜。
[img_assist|nid=811|title=これまで使用していたiPhoneジャケット|desc=写真では分かりにくいですが、表面に光沢加工が施してあります。そのためとても滑りやすい。 よって引退してもらうことにしました。|link=node|align=center|width=320|height=240]